東イチゲ
9日の大雪で農業用ビニールハウスがなすすべもなく倒壊した。
自然の猛威?である。
一方 同じ場所で何事もなかったように、猛威をかわしたハウスもある。
持ち主に教えを乞うた。
達人 曰く「雪の質量、降雪予報から判断して、無防備でいたら倒壊は免れないと判断し、夜中ハウスの内部に何本かの支柱を立て補強した」。
我が家のハウスはつぶれるべくしてつぶれたのだ。
昨日雪が消えたので実地検証した。
無残にひしゃげ、絡まりあった鉄パイプを取り外し、折れ曲がりを矯正し、本の姿に戻す工程のほど遠さを思い、ため息が出た。
雪の降る夜、暖かい部屋で、ぬくぬくと過ごしていた怠け者の悔みである。