午後 思い立って庭掃除を始めた。
雑草の刈取りと、池の水面を覆い尽くした睡蓮の葉の抜き取りである。
長靴を履いて池に入ると冷やっこくて、夏の作業としてはすこぶる快適である。
遠くで雷がなって空がにわかに暗くなった。
大粒の雨が一つ二つ整理された睡蓮の葉を叩たき、その間隔が詰まってバケツでぶちまけるような爽快な夕立になった。
30分ほど荒びて夕立は小気味よく去って、梅雨の蒸し暑い太陽が輝いた。
昨日 雨降花(ほたるぶくろ)に触った祟り?なのかもしれない。
時間は充分あると思うと、庭掃除の続きをすることもない、明日がある。