猛暑の1日が終わる時
日が落ちて、涼しい風で蘇生した。
西空に四日月
夏の朝はさわやかであるべきはずなのに、朝から熱い風がうず巻いていた。
実は、昨夜、大切な会合をすっかり忘れてすっぽかしてしまった。
夕食後携帯着信に気付き、何事かと友人に返信した。
「審議が済んだのでそろそろ終わりにしようと思う」といわれてもピンとこない、外野からは笑い声が入ってくる。
そこで、会合のあったことに初めて気が付いた。「ごめん、ごめん熱中症にかかったらしい」と暑さのせいにした。
そんなわけで、今日は一日外に出るのを控えた。
家で何をしていたかというと、何もないのである。
無気力という熱中症にやられたらしい。