デラ葡萄の花芽
昨日より新芽が5センチも伸びて複数の花芽がしっかりついている。
今年も良い葡萄ができそうだと園主が云った。
谷間の流れに沿って二時間ほど登ると、狭まった谷間のどん詰まりに、幼馴染が切り盛りする一軒のひなびた温泉宿があった。
そこの呼び物は旬の山菜料理である、蕗のとう タラの芽 コシアブラ 等等
ある時、少し酸味が残る葉物の天麩羅が出された、聞けば山ぶどうの幼い葉だという。宿主はこれを食べさせるのは、多分ここだけだろうと自慢した。
近年になって温泉宿は人手に渡り 幼馴染の消息は判らない。
デラの若葉を天麩羅にしたら豪勢だろうと思った。 いくらなんでも花芽はご遠慮する。
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