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小人閑居して善行をなす

2013年11月08日 | 季節の便り

霜の朝 日の出とともに落葉松の金針のような葉が、音もなく降りかかる。

ガマズミの実は二回霜にあたると、熟れて甘みが増してくる。

収穫して さてどうしようか

小人閑居して不善をなす

この言葉の解釈はさまざまあるようだけれど、小者は暇があると悪事に走ると決めつけるのはどうかと思う。

畑仕舞いが終わって、日常の農作業は来年まで無くなった。

せっかくルビーのように熟したガマズミを野鳥だけに食べさせることはない。

ホワイトリカーにつけて果樹酒を作ることにした。

密造酒ではないから不善にはならない。

えもいわれぬ美しい色が出て、その上に美容効果が高いというからご婦人方に好評である。

だから善行である。

 

 

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