常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

山小屋の灯

2012年08月21日 | 季節の便り

 シュウカイドウ

 日中の厳しい残暑に惑わされて、つい見過ごしてしまいそうな気がするけれ空の透明感が格段に改善されていることに気付く。

朝方の東の空は綺麗だ、スバル双眼鏡で見るように明るいし、夕暮れの山の稜線がくっきりと際立つ日が多くなった。

低い倍率の望遠鏡でも、槍ケ岳山荘の灯をみることができる。

それは決して仄かに揺れる灯ではないが、その光の下で一歩一歩登り詰めた人達が思い思いにくつろいでいることだろう

「山小屋の灯」がランプや蝋燭に頼っていた時代から変遷して、今はLEDに委ねているのか、それとも今でも石油ランプを使うのだろうか。

シュウカイドウが今を盛りと咲いて、ススキの穂が開き始めた。

庭で鳴き始めた虫たちにせかされる様に、秋は駆け足でやってくる。

 

 

 

 

 

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残暑お見舞い

2012年08月20日 | 季節の便り

朝からミンミン蝉が叫んでいる 萩はしだれて草書を思わせる

 夏水仙は日に晒されるとずみずしさが儚く消えてしまう。

有毒植物にもかかわらず飢饉時の非常食用に植えられた、球根を幾日も水に晒して毒を抜く。

除毒が間に合わず命を落とした人もいるだろう、この花には陰湿な別名が付きまとう。

だから美しい。

やまじのホトトギス

気を付けてみれば、夏草に覆われた山道のあちらこちらに咲いていることを今年初めて知った。

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雷神の梯子

2012年08月19日 | 季節の便り

 

このところ日課のようになっていた雷雨が、今日は数粒を落としただけで通り過ぎて行った。

雲の切れ目から天の梯子がいくつか降りてくる。雷神が帰る梯子だろう。

夏の咳や鼻つまりはほんとうに性質が悪い、1日中家の中で過ごした。

 

 

 

 

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健康第一

2012年08月18日 | 季節の便り

百日紅

ひよどりじょうご

夏風邪を引いたようだ、昨日病院で受診した「前回受診は4年前ですね、受診証新しくしておきましょう」と親切である。

風邪薬を処方していただき、門前薬局で受け取った。

薬剤は全て後発品を指定した。

今年6月から後期高齢者医療保険の適用者である、その仕組みはよくわからないし解ろうとも思わない。

ただ 後期高齢者医療費は年々伸び続けている、その総額の50%は国都道府県市町村からの財源でまかなう。

そして40%は後期高齢者支援金(75歳未満の人が拠出)が当てられる。

福祉に関わるあらゆる面で若い人たちの負担は多い

のこりの10%を我々後期高齢者が保険料として納めることになる。

後期高齢者の医療費が国の財政を圧迫しているというが、年をとると病気や怪我が多発することは仕方ないことだ。

健康に留意し元気でいたいと思っている。

保険料は通常年金天引きされるのだが、今年度からの該当者は手続きが間に合わないから、とりあえず金融機関での払い込みを要請された。

 

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2012年08月17日 | 季節の便り

 葛の成長ぶりに驚かされる。

小藪を覆い尽くして大藪になる。

 

 

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高等学校で醸造するワインとブランディー

2012年08月16日 | 季節の便り

 隣接する塩尻市に全国でも珍しい醸造免許を持つ高校がある。

県立塩尻市志学館高校である。

学校農園で栽培した選りすぐりの葡萄を原料につくられるワイン、ブランディは店頭に並ぶことはない。

まぼろしの逸品である。

逸品を入手する機会は年に1回となる文化祭において数量限定販売のみである。

特にブランデ-の入手は困難らしい

その一本が手元に届いた。

塩尻市桔梗ケ原は葡萄の産地で、多くの有名ワイナリーがその技を競い合っている。

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百日紅

2012年08月15日 | 季節の便り

 、 

 

立秋から1週間余り過ぎた、稲田に穂が出そろい、デラ葡萄のよい香りが漂い始めた。

どうも気分がシャッキっとしないのは時差のよるものと勝手に決めた。

早めに床についても、深夜に目が冴えてしまったり、日中睡魔に襲われたりで、1日の時間調整が狂ったようだ。

それに連日の暑さが重なって最悪である。

13日はお盆祭壇を飾り付けて、早朝迎え盆をしていつも通り出勤した。

14日は暑休休暇 久しぶりに孫たちと再会した。

高校陸上部に所属の星矢君は、坊主頭で日焼けし、国籍不明の形相である。

ムササビの研究家隼人君は目下トンボの研究に没頭していた。

庭先の池で採取した糸トンボのヤゴを見せてくれた、長い尾をくねらせて泳ぐ姿はどう見ても魚類である。

ヤゴは水中から水草の茎をよじ昇り羽化を待つ、しかし何らかのアクシデントで水中に落下したら、ヤゴは溺れて死んでしまうそうだ。

たった数分間の間にえら呼吸から、肺呼吸に切り替わる、しかし環境が変わっても元のえら呼吸には戻れない。

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ブリッゲン 世界遺産 ハンザ都市

2012年08月14日 | 旅先の風景

ブリッゲン ハンザ都市

午後9時 日が暮れるころ 広場に人が集まってきた。

ドイツから移住した水産加工業者が集まった協同組合組織の木造倉庫群が世界遺産となっている。

干鱈が主産物であったという

 

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北欧のヤナギラン

2012年08月13日 | 旅先の風景

北欧はヤナギランの季節らしく、ゆく先々で群生し見事に咲いていた。

ヤナギランは北半球 主として北極に近い地域に多いといわれる。

牧草地を取り囲むようにコンコードのワイン色で咲き誇るのは、牧畜農家が保護しているのだろう。

街中の空地にも咲いていた。

花が散ってしばらくすると、種子が詰まった莢がわれて、たんぽぽの綿毛に似た種子が風の乗って飛散する。

ヤナギランは信州の夏の高原を彩る花なので、異国に咲いても身近に感じるものがある。

胡蝶蘭が咲いた。

昨年 会社の祝い事で取引先からいただいたものである。

特別なことをしたわけではないから花数は少ないが、7、8センチの大輪である。

 

 

 

 

 

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ノルウェイ オスロ

2012年08月12日 | 旅先の風景

オスロの朝を走る市街電車

オスロの医療機器店

早起き習慣は旅に出ても変わらない、目覚めると散歩に出かけた。

旅の最終日、同宿舎達はさすがに疲れたらしく、散歩より睡眠の継続を選んだ。

乗客がまばらな市街電車がそれでも二両編成で走っている。

街角で骨格模型をウインドウに飾っている医療機器の店を見つけた。

骨格模型を扱うのは日本の業者も同じである。ただ日本ではウインドウに飾ることはない。

入社した当時、薄暗い倉庫の隅で両、手をだらりと下げた骨格模型に出会ってギョとしたことを思い出した。

 

 

 

 

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