常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

落葉松

2013年11月20日 | 季節の便り

全山黄葉

落葉松は春の芽吹きも美しいが、黄葉には格別な趣がある。

戦後荒廃した山林に、根付きが良く成長の速い落葉松が競って植林された。

当時 落葉松は用材としてその需要は尽きることがないと云われ、学童動員されて学校林に植林したことをおぼえている。

電柱、建築足場材、鉱山保安材 土木工事用杭等に落葉松の固く腐食しにくい性質が好まれた。

特に長野県内では需要を見込んで造林地の半分に落葉松が植えられたという。

しかし伐採期を迎えたころ、時代は大きく変わって落葉松の需要は激減した、売れないから落葉松は放置されている。

板材としてすこぶる使いにくい落葉松だが、近年加工技術が進んで集合材として新しい需要が出始めているようだ。

 

 

 

 

 

 

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季節は晩秋から初冬に向かって駆け抜ける

2013年11月19日 | 季節の便り

火炎樹のような落葉松の葉が落ちて、野鳥の巣らしきものが見えた。

長い道のりを振り返って 、行く秋をこれほど丹念に見つめたことはなかったように思った。

打ち枯れた霜の畑に、そこだけまだ秋が残っているように、菊が咲いていた 

手をかざせば、温もりが伝わりそうなツルうめもどき 間もなく小鳥たちがやってくる。

荒れ模様の雲間から時々姿を見せる常念

松本12時15分発 千歳行き 冬の薄い陽光に照らされる落葉松林の上を飛んで行った。

 

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徳本峠のムササビ

2013年11月18日 | 季節の便り

 西山(北アルプス)は荒れ模様 強風が吹いて紅葉の葉を散らした。

昨日の駅伝応援は隼人君といっしょだった。

ムササビ生息痕跡調査は、鳴き声の再確認はできたけれど、糞とか食物残滓(食べかす)探しは大雨のため断念した。

山行はもっぱら自力で、自転車で行けるところまで行き、後は足で登る、誰もいない徳本のテント場を拠点に探す予定であった。

雨の一夜をテントで過ごし、早朝下山した。

積雪のためもう峠には登れない、調査は来春までお預けとなったと屈託ない。

 

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県下縦断駅伝応援

2013年11月17日 | 季節の便り

 善知鳥峠の燃えるような落葉松の黄葉

 駆けあがる星矢

 

 

駆け抜ける星矢

 孫の星矢君が走るというので応援に行った。

区間は塩尻の中継点から善知鳥峠の分水嶺を越えて北小野中継点までの約9キロである。

われわれ親族は、もっとも苦しいといわれる、峠まで1キロの急な上り坂で待機した。

予定時間を少し過ぎて、先導車が通過ししばらくして、白バイに誘導されてトップ走者が駆け抜け、その荒い息遣いが耳元で聞こえた。

星矢のチームは塩尻中継点で10位でタスキを受けたという連絡が来ていた。

登り坂のはるか下方に、それらしい走者が現れた、まるで白バイに追い立てられているようだ。

終盤近い登りをリズム良く走っている、必死の形相がカメラに迫ってくる。 「がんばれ せいや」

 

 

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脳を若く保とう

2013年11月16日 | 季節の便り

バランスボールに乗って踊る

市内の医療機関を中核にした「健康友の会」の会員向け健康講座があり、「脳を若く保とう」を主題にした講演と、バランスボールを使った軽運動実技で汗を流した。

「歳を気にしない、積極的に新しい体験に挑戦」を念じて、バランスボールに腰を下ろし「北国に春」に合わせて簡単なふりをつける。

これならできそうだ。

 

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霧の湖

2013年11月15日 | 季節の便り

 昨日新雪の山が薄紅色に染まった。小さなモルゲンロートである。

いつものように梓川、奈良井川の川霧が少しづつせりあがって、丘陵地を覆ってゆく。

昔々龍という聖獣が生息していた頃、松本の市街地や安曇野の沃野はまだ深い湖の底であったという。

川霧に包まれた風景はその広大な湖を彷彿とさせる。

貧しい村人に豊かな土地を与えようと、龍神を母に持つ泉小太郎は,母の背にまたがり湖の北方にそびえる岩山を崩し、苦難の末放水路を切り開いた。

この湖の名前も広さも明らかではないが、その大きさは地勢から判断して琵琶湖に匹敵する面積があったのではないかと思われる。

 

 

 

 

 

 

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夕焼け

2013年11月14日 | 常念100景

庭に霜柱が立ち、歩くとザクザク懐かしい音がした。

これで冬から逃げられないことを実感し観念した。

寒さのご褒美は美しい暮色

市街地の某所に届け物をして帰る道すがら、銀杏が大掛かりに葉を散らすのを見た。

銀杏散る 黄河の滝もかくごとし

夕焼けは突然やってきて潮が引くように消えた。

外にいたかみさんの呼び声で初めて夕焼けを知った。

夕焼けは本当に静かにやってくる、見逃した夕焼けのほうがはるかに多いのだろう。

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落ち葉掃き

2013年11月13日 | 季節の便り

二日続きの寒波で道路に落ち葉が積み重なった。

風が吹けば集落中に飛び散るだろうと心配して、風のない早朝から落ち葉を片づけた。

大きな竹かごに4杯も集まった、たき火して焼き芋が定石の落ち葉掃きだけれど最近ははやらない。

 

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寒波

2013年11月12日 | 秋葉会(高齢者クラブ)

 

今年一番の冷え込み 強い霜が降りて、木の葉が道路を覆った。

雲の切れ間から白銀の常念が顔を出し、本格的冬が到来した。

朝日が当たると、風もないのに木の葉が落ちた

萩に散りかかる紅葉

 

白銀常念

寒さに強い椎茸

 

 

 

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落ち葉の季節に、パソコンで名刺を作る

2013年11月11日 | 季節の便り

木枯らしが吹いて、黄葉が風にさらわれて、空を舞う景色は、ひと時、日常を超越させる。

風に舞う木の葉の動きは激しく早い、カメラには蜘蛛の巣に引っかかった枯れ葉のように少しだけ写った。

名刺がないとなにかと不便なことが多いので、以前 緊急用に使った名刺ソフトを思い出して作業に取り掛かった。

だいぶ時間が掛かったけれど何とか写真入りの名刺ができた。

しかし印刷ができない、名刺の台紙がプリンターを素通りして白紙で出てくる、普通のコピー紙ならうまく印刷できるのにだ・・・・

プリンターメーカーのお助け電話に助けを求めた。

親切に様々な助言をいただいたけれど、結局のところ「印刷用紙は純正品を使ってください」ということらしい。

確証ではないが、プリンターメーカーさんの収益は消耗品に負うところが大きいと聞いた。

無理もない最近(15年前)まで数十万円もした複合機が、3万ほどで買えるのだからあまり強いことは言えない。

そこで当該の印刷用品メーカーさんに電話した。

大変気の毒がっていろんなアドバイスをしていただいたが、プリンター内臓の用紙チェック機能まで立ち入ることはできないということだ。

それも無理からぬことと了解した。

そこで名刺用の純正紙を買いに、ホームセンターにとんだ、しかしそこには純正品は置いてなかった。

店員さんはこともなげ「これなら大丈夫ですよ」と別の台紙を見せてくれた。

ためしに、枚数の少ない包装を買ってきてセットしたら、何のことはないきれいに印刷できた。

使えなかった名刺台紙は捨てずに引き出しに入れた、だれかがいいことを教えてくれるかもしれないから

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