goo blog サービス終了のお知らせ 

自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャコウアゲハ観察記(その190)

2013-04-07 | ジャコウアゲハ

4月7日(日)。春の嵐が去って,肌寒い一日になりました。

久し振りにジャコウアゲハの棲息地を訪れ,写真を撮りました。蛹の付いたトタン板の傍では,ヒメオドリコソウがわんさか生え,花を付けていました。秋に草刈りが行われた農道なので,立ち枯れした草がなく瑞々しい風景です。昆虫は見当たりませんでした。 

ウマノスズクサを探すと,すぐに見つかりました。すうっと一直線に頭を伸ばしていました。茎を包むようにして巻かれた葉はまもなく掌を開くように,パアーッと広がるでしょう。 

これまでの観察結果から,順調にいけば4月20日~4月25日の間に羽化が始まることがわかっています。あと2週間です。

このような内容を毎年書き続け,今年もやっぱり書いてしまいました。それほどその一瞬を心待ちにしているのです。

 

(注)撮影で使ったレンズは『虫の目レンズ』 です。