久しぶりにベニシジミの産卵行動を目撃,そして撮影。あとを見ると,卵が!
スイバの小さな株を見ていくと,卵がいくつか。それが三日も経てば,わずかに頭部が黒っぽく見え始めます。
表面の幾何学模様を見ると六角形を基本にしつつ,五角形も混ざっています。
この卵は産卵行動を目撃したもの。
大きさはこんなもの。
孵化が始まりました。
久しぶりにベニシジミの産卵行動を目撃,そして撮影。あとを見ると,卵が!
スイバの小さな株を見ていくと,卵がいくつか。それが三日も経てば,わずかに頭部が黒っぽく見え始めます。
表面の幾何学模様を見ると六角形を基本にしつつ,五角形も混ざっています。
この卵は産卵行動を目撃したもの。
大きさはこんなもの。
孵化が始まりました。
7月11日(水)。新聞紙の上で乾燥させていた種子が一日で乾きました。
これを集め,できるだけ不純物を取り除いたら配布できる種子になります。
暑い夏に種子をつくる植物は一般的に種子で暑さを乗り切ろうという作戦をとっています。ジャガイモはこのなかまです。夏の間に播種しても発芽しません。暑い時期は休眠しているのです。また,秋に種子をつくる植物は厳寒期を種子で乗り切る作戦をとっています。
ジャガイモの発芽とイモのできる様子を夏から秋にかけて観察してもらうために,この種子を配布します。とはいえ,猛暑の今はふつうは発芽しません。それで,寒さを疑似体験させることにします。それには冷蔵庫作戦をとることにします。出来るだけ長い間冷蔵庫に入れておけばよいのですが,長すぎると観察者としてはおもしろくありません。まあ3週間程度にとどめておきます。
今の種子は眠っている状態です。ところが寒さを体験することで目覚めます。しっかり目覚めさせるには,経験的にはすくなくとも3週間程度が必要です。寒さを体験させてから外気温中におくと,冷蔵庫より暖かいので「春が来た」と早合点します。それで発芽ホルモンがはたらいて発芽を促すというわけです。一種のだまし作戦です。