自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

地域ミュージアムで考える(85)

2018-07-30 | 随想

7月29日(日)。『青少年のための科学の祭典』に出展。台風12号が通過したのでとても心配しましたが,朝になると警報が解除になり,予定通り開催されました。わたしのブース名はミュージアム出展で「火打ち石で火を起こそう」です。協力ボランティアの皆さんは6人。内訳は小学生3人,中学生1人,おとな2人。ほんとうに大助かり。

開店早々,お客さんが。次々にお客さんが。

ボランティアの皆さん,熱心に伝授。子どもも。

 

ときには頭と頭を突き合わせて。

 

 

おとなも。

 

 

お客さんのいろんな質問に応えます。

 

ときには,火打ち式発火に加えてキリモミ式発火も。

 

午後4時30分までがんばりました。お客さんが途切れなかったのがすごかった! 交代で昼食・ブース巡りタイムをとりましたが,わたしの食事は午後2時30分でした。

締めくくりに,一人ひと言で振り返っていただきました。それぞれに充実した思いがこもっていました。お客さんとの対話をたのしむ,たのしんでいただくことをたのしむ,他のブースを回って自ら科学のたのしさを体験する,そんな一日になったようで,よかった,よかった。

さて,わたしのひと言。青少年のための科学の祭典は,青少年による祭典でなくてはなりません。他のブースで活動している人たちは,高校生が一番若い世代でした。わたしたちのブースは小学生からおとなまでが主役です。わたしはとても楽をさせていただきました。

ミュージアムで小さな世代から科学に興味関心を抱く道筋をつくるには,大人の意図的なデザインと実行が欠かせません。ボランティア制度もデザインのたいせつな柱。わたしは,わがミュージアムの方向性を信じて引き続き進んでいこうと思っています。