畑の片隅にスダチの老木があります。葉を茂らせ,実がすくすくと育っています。日陰になった箇所に徒長した枝が伸び,先に近い葉にアゲハの卵が付いているのを発見。よく見ると,たくさんの卵が!
向きを変えて撮りました。
近くのもう一枝にも。
さらに三つ目の枝にも。
それに,先に産付された卵は孵化が近い状態です。これらはそれぞれ単独で産み付けられた卵です。
もう初齢幼虫が生まれている葉もあります。
この徒長枝は葉が柔らかいので餌としてぴったり。それにここだと厳しい日差しからいのちを守るのに好条件なのでしょう。アゲハは考えて産み付けているように思われます。しかし,同じ葉にたくさん産み付けるのは生き残り戦略上は得策とはいえません。この辺りがじつに適当な産み方です。