自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

我が県,我が市に大雨特別警報が

2018-07-07 | 日記

特別警報とは「数十年に一度の重大な自然災害が迫った際、気象庁が人命の安全確保を目的に発表する情報」とのこと。これが我が県,我が市に発表されました。

自宅は大きな県内で長さ一番の大きな河川のすぐ脇にあります。川の水が増すと二階から水面が見えます。これまで恐ろしさを何度か感じてきました。「もしや氾濫するのではないか」と。今回のような非常事態が発生すると,嫌が上でも不安感が増します。夕刻,警報が解除され,ホッ。西日本で被災された方が多い中,自然の怖さを痛感しました。

勤務日だったので昼間の様子はわかりませんが,朝からわたしが撮った写真の何枚かをアップしておきます。

朝起きて二階から撮りました。中央を左右に走っているのが堤防兼国道です。向こう側が河川で,こちらが水没した水田です。堤防が決壊したら,我が家の一階は水浸しになるでしょう。

 

 

通勤途中の撮影。右が河川。通った道はかなりの浸水状態で,恐る恐る通過しました。その後浸水して通行止めになったと後で聞きました。

 

 

山際では鉄砲水が吹き出していました。ゆっくり自動車を進めて行きました。

 

 

職場の近くを流れている河川の様子です。昼過ぎ,雨が小降りになっているときに撮りました。下流に向かって。

 

 

上流に向かって。 

 

 

夕方,帰宅して撮りました。水田が水に浸かっています。特別警報が解除になった直後です。やれやれです。

 

 

今回,平成16年の台風第23号で経験した怖さを思い出しました。 

 


接写がたのしい夏(2) ~モンキチョウ~

2018-07-07 | 昆虫

羽化して間もない成虫を見ていて,それが持つ色合いのやさしさが気に入りました。

ネットに付いているので,下から見上げるようにして撮るのは簡単なこと。口吻が二本合わさったかたちになっています。

 

真正面から撮りました。やっぱりやさしい雰囲気です。 

 

ぐっと近くから見てみると……。チョウの複眼にはいつもすごさを感じます。正面になったところは光がずっと奥まで届いているのでしょう。だから,黒い穴になって見えます。まるで底なしのように。

 

黄色みと赤みとが微妙な色合いをつくり出しています。

 

生まれたばかりの頃,幼虫は口吻を盛んに動かします。いわばウォーミングアップです。  

 

一瞬,吻先がねじれておもしろい動きをしました。こんな動きができるのかとびっくり。「知らなかったー!」  

 

接写は新しい知見を得るのに威力を発揮します。