「とんがり地球ができたのだから,今度は円錐が二つ合体した地球,いいかえると両極が尖った“両とんがり地球”を作ったらどうかな」。曲面に囲まれた地球をつくりかけた続きに,イメージしたのがそれ。
善(?)は急げ,です。円錐同士の接着方法は後回しにして,とにかく地図から描いていきました。第一作については中心角を180度としました。
これをパソコンに取り込んで,修正。原図が出来上がり,北・南半球それぞれの円錐を完成。それを何とか合体させたのが下のとんがり地球です。
これをつくる最大の問題は,赤道部分をどう滑らかに接着するかです。だれがやってみてもある程度簡単に,しかもうまくできなければ意味がありません。こんな話をしていると,スタッフの一人が「クラフト工作の場合,二つの円筒をつなぐのに片方をぎざぎざにするので,そうすればよいのでは?」とアイデアを出してくれました。
わたしには初めてのことなので,そんなにうまくいくかなあと不安を感じながらも一度やってみることに。