自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

セツブンソウを訪れる昆虫(2) ~フタホシヒラタアブ~

2020-02-27 | 昆虫と花

セツブンソウ群落の間にヒガンバナの葉が茂っていました。そこにいたのがヒメフンバエ。これは糞に集まる小昆虫を捕食するので,セツブンソウの花とはつながりがありません。ただ,撮影中に糞の臭いがなんとなくしていたので,そこが気になっているのでしょう。通路を歩いていて目に留まったのが犬の糞でした。

 

フタホシヒラタアブも葉で休憩中でした。

 

しばらくして,花で見かけました。同一個体かどうかはわかりません。吻が伸びているのがよくわかります。

 

蕊を抱きかかえる格好です。受粉が成立していはず。

 

こういう生々しい生態が見えてくると,花を観察するのがたのしくなります。