自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヤマトシジミ,最後の孵化

2022-12-19 | ヤマトシジミ

今秋,ヤマトシジミの羽化を何回か撮影できました。ヤマトシジミの場合は予測がなかなかむずかしいのですが,複数回写せたのはまったくラッキーというほかありません。

今回は最後の撮影です。葉が枯れているのは,植木鉢に植えたカタバミが水分不足で萎れてしまったからです。羽化の兆候はわかりづらいのですが,わたしなりに思うのは触覚の白黒模様がはっきりした時点から気を抜かずに注意する必要があります。

 

昼間はそれなりに待ち構えておけます。夜間と違ってありがたい限りです。

 

羽化すれば,あとの動きはじつに早いものです。

 

向かって右方向に出て行くのかなと予測していたのですが,外れました。こちら向きになってびっくり。ピントはとにかく複眼に合わせることです。

 

翅が垂れ下がる場所で静止します。

 

すこしずつ翅が広がって行きます。

 

幼虫を羽化時まで見届けることができたら,うれしくなります。いのちに拍手ですね。