徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

福来みかん

2012年12月06日 | こよみ・四季・歳時記
先日の記事「北限の蜜柑畑の理由(わけ)」で紹介した戦利品の写真,何か変と思った方がいたらすごいです(^^)

実は先日の写真のミカンの山は,写真のように分かれます。左側はご存じ「温州みかん」,右側は筑波山の周辺で古くから育てられていた伝統的な品種で「福来みかん」と言います(名前がとっても縁起がいい感じです)。日本固有の柑橘であるタチバナの仲間のようなのですが,筑波山の周辺の行くと庭のある少し大きな家には大抵植わっています。味は温州みかんに比べると少し酸味が強い(さっぱりしていて美味しいですが)のですが,皮を中心に香りがとてもいいのが特徴です。この特徴を活かして,和菓子やお酒,調味料など色々な特産品が作られています。

例えばこれは「福来氷」という寒天を使った和菓子(最近,お気に入りでよくお土産に使っています)。

例えばこれは「福来みかん酒」というお酒,このblogでも何度か紹介している筑波山の麓にある稲葉酒造場が造っています。

筑波山と先人の知恵が生み出した北限みかん,それを活かした筑波の特産品,つくばもなかなかやります。

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コメント (4)
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