ここ数日の厳しい寒さで,モミジバフウとか,イロハモミジとか,近所の落葉樹はすっかり葉を落としてしまった感じなのですが,この木の葉は,茶色い枯れ葉になってしまっても全く落ちる気配を感じさせません。
カシワの木のことは,「柏餅」を記事で取り上げた時に一度書いていますが,今回は落ちない葉の方にクローズアップ。
枯れ木のような見た目は,お世辞にも良いとは言えない感じですので,街路樹や公園樹には向かない感じなのですが,写真の木のように農家等の庭先では結構見かけることが多いです。
何故かというと,カシワの木が縁起のいい木だと考えられているからです。以前の記事にも書きましたが,このなかなか落ちないカシワの枯れ葉は,来春,新葉が芽吹く直前まで木に残ります。この様子を「代が途切れない」,「家系が途切れない」様子に重ねあわせ,「子孫繁栄」の象徴と考えた訳です。なかなか見事な発想です。
ってな訳で,木枯らしに吹かれても,彼らは地面に落ちることなく,新葉にバトンが渡せるまでここで頑張る訳です。
カシワの木のことは,「柏餅」を記事で取り上げた時に一度書いていますが,今回は落ちない葉の方にクローズアップ。
枯れ木のような見た目は,お世辞にも良いとは言えない感じですので,街路樹や公園樹には向かない感じなのですが,写真の木のように農家等の庭先では結構見かけることが多いです。
何故かというと,カシワの木が縁起のいい木だと考えられているからです。以前の記事にも書きましたが,このなかなか落ちないカシワの枯れ葉は,来春,新葉が芽吹く直前まで木に残ります。この様子を「代が途切れない」,「家系が途切れない」様子に重ねあわせ,「子孫繁栄」の象徴と考えた訳です。なかなか見事な発想です。
ってな訳で,木枯らしに吹かれても,彼らは地面に落ちることなく,新葉にバトンが渡せるまでここで頑張る訳です。