今日の講習会は、人数が少なかったので、池袋まで電車で出かけていきました。 いつものように、リュックを背負って、左手に花器やハサミなどが入った”商売道具ボストンバック”、右手に花材を抱えて家を出ました。 花材のボストンバックには、自宅にあった”紫蘭の実”をドライにした枝が挿してありました。 (仕入外の花材で、秋らしい雰囲気に合うと思い、出がけにヒョイと挿していったのですが、それが、そもそもの間違いでした)
池袋の駅に着いて会場まで、真夏のような炎天下を溶けそうになりながら歩いて、やっと会場にたどり着き、荷物を机の上に置いてみると.....。 紫蘭の実が無い!! (そんなバカな.....?!?)
電車を降りるときには、確かに挿さっていました。 それが、駅から会場までの間で落ちてしまったようです。 慌てて、駅までの半分ほど、戻ってみたのですが、その途中には落ちていませんでした。 少し先まで見渡してみても、それらしき物は路上には見あたりません。 そろそろ生徒さん達も来る時間なので、諦めて戻ることにしました。
「スミマセン。”おまけ”があったのですが、途中で落としてしまいました」 と素直に(?)謝って、講習会を終えました。 (元々、予定していた花材には入っていなかった物なので、ちゃんと作品は仕上がりました)
帰り道、一応注意しながら歩いていったら、歩道の際、西武デパート壁面の角に落ちている紫蘭を1本発見しました! (こんな、駅を出てすぐのところで落としていたとは.....○×△???) でも、目に着いたのは、その1本だけでした。 残りの枝はどこへ行ってしまったのでしょう...。
日曜日の駅の近くです。 落とした時に、誰かの目に留まっていたとしても不思議では無いのですが、誰も教えてくれませんでした。 やっぱり、「都会の人は、冷たいなぁ~~~」と感じてしまいました。
(と、話をしたら 「日曜日に都会にいるのは、イナカ者ばかりだから、上ばかり見ているので、下に落ちた物なんか見てません!」と言われてしまいました.....はぁ)