母と一緒に父の病院へ行きました。
病室に入ると、
「ご家族様へ」
のメモがあり、担当の先生がお話ししたいので、ナースステーションに声をかけて欲しい。とのこと。
ナースステーションに行くと
「では、病室でお待ちください」
(このパターン、今までの経験から言って、どれだけ「お待ち」すれば...)
今日は、比較的早く(30ほど)先生が病室に現れました。
今のところ、全ての問題点が100%解決したわけではありませんが、「治療」に関しては全て終わった。とのこと。
ここからは、透析をしながらリハビリに入る。
そうなると、
「そちらに重点を置いた病院に移って頂きたい」
と。
「こちらではリハビリはできないのですか?」
という母に、丁寧な説明をして
「大学病院の役割としては、”治療”を待っている患者さんのためにベットを空けて頂きたい」
と。
「おそらく、本人は「歩く」ということの必要性を感じていないと思いますし、治療の必要が無いということでしたら、このまま家に帰っても問題は無いということですか?」
と私が聞くと
「その通りです」
との答え。
(今まで、どんなにお医者さんから勧められても、家の中では座ったままで、透析以外は外出も全くしないという生活をしていたのですから、今後、今までよりも歩くようになるとは到底考えられません。)
「リハビリはちゃんとやるのでしょうか?」
と聞く母に
「それはご本人次第です」
と答える先生。
「それだと困るんですけど。せめて自分でトイレに行くくらいはして貰わないと」
(と、言われても、先生の方が困るでしょ)
一応、どこか透析の施設があってリハビリができる病院を探していただくということで、先生は病室から出て行かれました。
「それって、先生に言うことでは無いでしょう。
言われても先生だって困ると思うけど」
と母に言うと
「私から、いくら本人に言っても聞かないから、先生から言ってもらわなきゃ」
と。
30代前半とお見受けする先生。
ちゃんと、メンドウクサがらずに、最後まで応対をしてくださいましたが、横で見ていて、本当にお医者さんてタイヘンなお仕事だと思いました。
患者本に人の命を預かっているということだけでもタイヘンなのに、こうやって家族の悩み(グチ)までちゃんと聞いて、きちんと「それは医者の領分では無い」と、説明しなければならないのですから...。
(今ドキは勉強を教えることだけで無く、保護者の対応もしなくてはいけないという「学校の先生と同じ?」
と、ふと思ってしまいました。)
帰りがけに捨て台詞(?)を残して出て行った母。
「ちゃんとリハビリしないと、帰ってからイジメられちゃうよ~」
と父の耳元で囁いて病室を後にしたのでした。