先ほども書きましたが、佐賀県は低加水の細麺、
ストレートが主流です。
でもラーメン界では、既存のスタイルを打ち破る
斬新な麺が次々と登場しています。
90年代から増えてきたのが、練りこみ麺です。
ホーレン草、海草、魚介素材、唐辛子、調味料
などを製麺時にブレンドした麺です。
味つけは、タレとスープでする時代から、麺から
も味を出す製法へと変化をしつつあります。
しかし、まだ佐賀県の製麺会社で練りこみ麺を
やっている所は無いので、練りこみ麺をするには
自家製しかありません。
2000年以降にちらほら出てきた新麺は、不揃い
なランダム麺です。麺に不規則なウェーブをかけたり、
麺の太さを不揃いにしたり、違う種類の麺を混ぜたり
します。この手法により、一杯のラーメン内で、
様々な食感や喉ごしを堪能できます。
以前まで国産小麦は、品質がばらつきコシが出にく
く、コストもかかるから中華麺に適さないと言われて
いたが、企業努力もあり近年は国産小麦の麺を使用した店
が増えました。
九州の人は細麺⇒トンコツラーメンと思いがちですが、
今は1.25mm未満の細麺が主流です。醤油ラーメン
や塩ラーメンにも細麺が使われています。細麺でも
多加水だと延びにくくなります。博多麺みたいなザックリ
感は無く、細麺でもプルンとしたモチモチ麺です。
細麺と太麺では、細麺の方がスープにからみます。
本来はあっさりしたスープにこそ細麺が最適です。
だから繊細な味わいの塩ラーメンには細麺が多い
です。塩ラーメンに太麺だと、麺が主張しすぎます。
また、ちぢれ麺はストレート麺よりもスープを持ち上げます。
口当たりもよく、スープがからむからちぢれ麺は今も
ラーメン界の王道にあります。しかし、日本以外では
ちぢれ麺を使用している国はほとんど無いです。
また、加水率が高いとスープをあまり吸わず、麺が
主張します。味噌ラーメンみたいに主張が強いスープには
主張が強い多加水麺を使用すると麺が負けません。
逆に低加水麺は麺にミクロの穴が無数にあるので、スープ
をガンガン吸います。スープが主張する店だと、低加水では
麺が負けてしまいます。
でも面白い物で、本来はトンコツスープに合わないはずの
低加水細麺がトンコツラーメンの主流になっています。
スープにからむ細麺で、スープを吸いやすい
低加水麺だから麺自体の味よりも、スープ味になった麺
を食べている事になります。もしかしたら、麺が主張する
ように、ハリガネ、生、粉落としとかの超硬麺が人気ある
のかもしれません。
横浜家系は久留米ラーメンルーツですが、超濃厚スープに、
太麺(スープが浸透しにくい。麺が主張)ちぢれ麺(スープ
が麺の表面にからむ)多加水麺(スープが浸透しにくい。
麺が主張)だから、麺もスープもインパクトがあります。
福岡や佐賀のトンコツラーメン屋でスープについて色々
語る人は多いですが、あそこの麺が美味いとかの感想は
少数派なのは麺が脇役になっているからだと思います。
だから当店は、麺とスープが共に主役であるラーメンを
目指しています。
ストレートが主流です。
でもラーメン界では、既存のスタイルを打ち破る
斬新な麺が次々と登場しています。
90年代から増えてきたのが、練りこみ麺です。
ホーレン草、海草、魚介素材、唐辛子、調味料
などを製麺時にブレンドした麺です。
味つけは、タレとスープでする時代から、麺から
も味を出す製法へと変化をしつつあります。
しかし、まだ佐賀県の製麺会社で練りこみ麺を
やっている所は無いので、練りこみ麺をするには
自家製しかありません。
2000年以降にちらほら出てきた新麺は、不揃い
なランダム麺です。麺に不規則なウェーブをかけたり、
麺の太さを不揃いにしたり、違う種類の麺を混ぜたり
します。この手法により、一杯のラーメン内で、
様々な食感や喉ごしを堪能できます。
以前まで国産小麦は、品質がばらつきコシが出にく
く、コストもかかるから中華麺に適さないと言われて
いたが、企業努力もあり近年は国産小麦の麺を使用した店
が増えました。
九州の人は細麺⇒トンコツラーメンと思いがちですが、
今は1.25mm未満の細麺が主流です。醤油ラーメン
や塩ラーメンにも細麺が使われています。細麺でも
多加水だと延びにくくなります。博多麺みたいなザックリ
感は無く、細麺でもプルンとしたモチモチ麺です。
細麺と太麺では、細麺の方がスープにからみます。
本来はあっさりしたスープにこそ細麺が最適です。
だから繊細な味わいの塩ラーメンには細麺が多い
です。塩ラーメンに太麺だと、麺が主張しすぎます。
また、ちぢれ麺はストレート麺よりもスープを持ち上げます。
口当たりもよく、スープがからむからちぢれ麺は今も
ラーメン界の王道にあります。しかし、日本以外では
ちぢれ麺を使用している国はほとんど無いです。
また、加水率が高いとスープをあまり吸わず、麺が
主張します。味噌ラーメンみたいに主張が強いスープには
主張が強い多加水麺を使用すると麺が負けません。
逆に低加水麺は麺にミクロの穴が無数にあるので、スープ
をガンガン吸います。スープが主張する店だと、低加水では
麺が負けてしまいます。
でも面白い物で、本来はトンコツスープに合わないはずの
低加水細麺がトンコツラーメンの主流になっています。
スープにからむ細麺で、スープを吸いやすい
低加水麺だから麺自体の味よりも、スープ味になった麺
を食べている事になります。もしかしたら、麺が主張する
ように、ハリガネ、生、粉落としとかの超硬麺が人気ある
のかもしれません。
横浜家系は久留米ラーメンルーツですが、超濃厚スープに、
太麺(スープが浸透しにくい。麺が主張)ちぢれ麺(スープ
が麺の表面にからむ)多加水麺(スープが浸透しにくい。
麺が主張)だから、麺もスープもインパクトがあります。
福岡や佐賀のトンコツラーメン屋でスープについて色々
語る人は多いですが、あそこの麺が美味いとかの感想は
少数派なのは麺が脇役になっているからだと思います。
だから当店は、麺とスープが共に主役であるラーメンを
目指しています。