hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

玉原湿原

2016-08-18 | ハイキング・ウォーキング



たんばらラベンダーパークでラベンダーや沢山の山野草を
楽しんだあと、車で5分ほどの玉原湿原に寄っていくことにしました。

玉原湿原はブナ林に囲まれた高層湿原で、
山野草が豊富なことから小尾瀬と呼ばれているそうです。
この時期は夏の花と秋の花の端境期で
余り沢山のお花を見ることはできませんでしたが、
時期によっては水芭蕉、ワタスゲ、ヒオウギアヤメ、カキラン、
等のお花が楽しめるそうです。
ブナ林にも行きたかったのですが、時間の都合で行かれませんでした。

歩きのスタートは2時から。
車をセンターハウスの駐車場に止め、案内板などを読み
2:07湿原に向けて歩き始めました。



湿原に入るまで10分ぐらい、林道を歩きます。



ブナの湧水
冷たくて美味しそうでしたが、息子が幼稚園の時
東京・奥多摩の湧水を飲んで泉熱になったことがあるので、
基本的には湧水は飲まないようにしています。



自然環境センターと湿原入り口の道標
自然環境センターはトイレがあり、無人ですが
季節の写真や資料が展示され、自由に見ることが出来ます。



入口右横の十二神社



木道が巡らされていますが、傷んでいる箇所もあるので
注意が必要です。
下には水が流れています。



行き交う人もなく、とても静かです。



左はヒオウビアヤメの実でしょうか。
花も見てみたかったです。



木に絡まっているのはツタウルシ
葉の様子がちっともウルシらしくないため、それと知らずに
触れてひどい目に遭うこともあるようです。
秋の紅葉が素晴らしいそうです。



リョウブ(令法)
リョウブ科・リョウブ属の落葉小高木
昔、飢饉に備え、若葉を食料にするため、
令にて植えさせたそうで、若葉は山菜とされ、
庭木としても植えられているそうです。



尾瀬とは比べようもなくこじんまりとしていましたが、
のんびりと静かな散策を楽しむことができました。



標高1186m



オゼミズギク(尾瀬水菊)
ミズギクの変種で茎の中部以上の葉の裏に腺点が多い。
尾瀬と東北地方に分布するそうです。



ウメバチソウ(梅鉢草)
雪の下科・ウメバチソウ属の多年草
名前の由来は、花の形が梅鉢の紋模様に似ていることから。 
 

玉原湿原ではのんびりと1時間10分ぐらい過ごしました。
最後に林道で咲いていた山野草をまとめてアップします。
ラベンダーパークで見た花と重複するものは説明を省略します。




キンミズヒキ(金水引)
バラ科・キンミズヒキ属の多年草
名前の由来は、夏に黄花の小花を細長く穂のように咲かせる姿から
「金色の水引」に見たてて。



キツリフネ(黄釣船、黄吊舟)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草
ツリフネソウの仲間では唯一の黄花の種で、
全草に毒性があるそうです。
名前の由来は、黄色いツリフネソウで花の形が船を
釣り上げたように見えることから。



似た花が多いので正確かどうかわかりませんが
多分ヤマシロギクだと思います。



不明
まだ蕾です。



ヨツバヒヨドリ(蕾)とオカトラノオ



不明・ツリフネソウ(釣船草)



アカノミイヌツゲとガマズミ
コメント (10)
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