三浦春馬主演の映画はネット配信でほとんど見ましたが、
「真夜中の五分前」は全編ほぼ中国語なのに、
字幕が日本語でなかったので、日本語字幕付きのDVDを購入しました。
おかげで美しく魅力ある春馬君を、何回も堪能できました。
DVDは2枚組で、特典ディスクと本編ディスクがあり、
特典ディスクには
新宿バルト9での初日舞台挨拶、
早稲田大学映画祭・大隈講堂でのトークイベント、
アジアプロモーション、
海外版予告編など、合計6編が紹介されていました。
本多孝好のベストセラー小説を行定勲監督がオール海外ロケで映画化。
思いを寄せた女性と1年後に思わぬ姿で再会した男の揺れる思いを
描いた日中合作のラブミステリー(2014年12月27日公開)
時計修理工の青年リョウ(三浦春馬)は、知りあったばかりの
美女ルオラン(リウ・シーシー)から、
彼女の双子の妹ルーメイ(リウ・シーシー2役)への婚約祝いの
プレゼント選んで欲しいと頼まれる。
魅力的なルオランにひかれるリョウでしたが、
ルオランはルーメイの婚約者ティエルン(ジョセフ・チャン)を
愛しており、大切な妹への嫉妬心に悩んでいた。
リョウはそんなルオランの気持ちを優しく受けとめることで
少しずつ彼女との距離を縮め、
2人の関係はやがてゆっくりと、恋人へと発展していく。
ルオランとルーメイが旅先のモーリシャスで事故に遭ってしまう。
旅先の事故から一人だけ帰国したのは、姉か、妹か?
今日と明日をつなぐ五分間。
愛の行方は、思いも寄らぬ世界へ迷い込む。
今はスピード感があり、表現が過剰な作品が好まれるようですが、
このように静かで、穏やかで、美しい映画が、
好まれる日本に戻ってほしいと願いたくなるような作品でした。
ちょっとレトロな上海の醸し出す雰囲気がとても素敵で、
そこに溶け込んでいる春馬君がとても綺麗でした。
生き残ったのは普通に考えるとルーメイに考えられますが、
最後のシーンを見ると、ルオランのようにも感じられ、
リョウと同じように混乱しましたが、行定勲監督によると
結末は観客に委ねてられているので、どちらでも良いのだそうです。