韓国のtvNで2014年に放送されたドラマ『ミセン』をアマゾン・プライムで見ました。
タイトルの「ミセン』は囲碁用語で弱い石を指す言葉で、
進め方次第で『ワンセン』、完全に生かされている状態になる可能性を含んでいることから、
主人公チャン・グレが置かれた状況を表しているのかもしれません。
演出は私が初めて見た韓国ドラマ『シグナル』のキム・ウォンソク。
どちらも素晴らしい作品だったので、彼演出の他のドラマも見てみたいと思いました。
チャン・グレは、10歳から韓国棋院の研究生として、プロ棋士を目指していたが、
19歳の時、父の死や、プロになるための年齢制限に引っかかり挫折する。
大学にも行けず、26歳になってもバイトにあけくれていたが、
母親の伝手で、大手総合商社の「(株)ワン・インターナショナル」のソウル本社に
高卒の未経験者として仮採用され、本採用の選考試験(プレセン)に
合格し、2年間の雇用契約期間の契約社員として正式入社する。
囲碁で培った深い洞察力と人一倍の努力で、他の同期に負けない活躍を見せ、
大手の総合商社で生き抜けるほどの実力を身に付け、
2年間の雇用契約期間満了には、正社員への登用が期待されたが、
慣例を覆すことはできず、審査で不合格となり、契約期間満了日の前日に退職する。
いろいろなことがあった2年間でしたが、
彼の一番の幸運はオ・サンシク課長に出会えたことかもしれません。
チャン・グレを正社員にするには自分が部長になって人事権を握ることしかありません。
そのためオ・サンシクは、問題の多い中国の案件事業を専務から引き受け、
その失敗の責任で辞職に追い込まれて退職しましたが、
彼の元上司(営業本部長)と共同出資でベンチャー企業を設立する。
そのベンチャー企業に退職3週間後に呼ばれて転職するチャン・グレ。
これからも多くの困難はあるでしょうが、
持ち前の頑張りと努力で、想像もできないほどの力を発揮し、
この会社を発展させていくことでしょう。
挿入歌「それでも…それで…」
主人公のチャン・グレを演じたZE:Aのイム・シワンが作詞、作曲、歌っています。
学歴社会や非正規雇用問題、社内での人事抗争、年功序列、女性差別、
汚職、セクハラ・パワハラ、ワーキングマザー問題等など、
日本と同様、いやそれ以上にも思える、リアルな問題が取り上げられていた
感動的なヒューマンかつ社会派ドラマでした。
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我が家の柿は渋柿ですが、柔らかく熟するまで木に生らせておくと
甘味が出て美味しくなります。
歯ごたえのある柿が好きな方には食べられないかもしれませんが、
我が家は二人とも柔らかい柿が好き。
今年は夫婦で毎日1個ずつ、1週間位は食べられそうなので嬉しいです。
(2022.10.10撮影)
9月17日に買ったノボタン・コートダジュールです。
3度目のアップですが、9月25日頃からずっと咲いています。
(2022.10.15撮影)
春に購入した斑入り葉のコートダジュールも返り咲きをし、
一番花が咲きました。
一年に2度も楽しめるなんて嬉しいです。
(2022.10.17撮影)
ひょろひょろとした長い花茎の先に、頼りなげに咲いているのは
オキザリス・フラバ。
育て始めて22~3年にもなるので、そろそろ処分しても良いのですが、
丈夫で手がかからないので、毎年そのままにしています。
(2022.10.15撮影)