へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

さらだせんせい

2006-02-24 18:48:53 | へちま細太郎

こんにちは、へちま細太郎です。 今日の給しょくは、ソフトめんでした。ソフトめんって、うどんでもないし、ラーメンでもないし、いったいなんなのかな。こんど、仲よくしているタコ壺保健室」の先生におしえてもらおうっと。クラスには、まだインフルエンザやかぜでやすんでいる友だちがいるので、ソフトめんがたくさんあまっていて、もらってきました。
おとうさん、こんばんのごはんは、ぼくが作ったカレーとソフトめんだよ。はやくかえってきてね。ぼく、ごはん食べずにまっているよ。

 ぼくのクラスのたんにんのせんせいは、さらだひろゆきせんせいといいます。さらだせんせいは、きょねん結こんしたばかりです。
おくさんは、高校の体いくのせんせいで、部かつでバレーボールを教えているといっていました。かえりがおそいんだって。
だから、いつもおべんとうばこをもってきて、あまったおかずをもってかえります。どくしんのときとぜんぜんかわっていません。
結こんていったい、なんなんだろう。おくさんて、ごはんを作ってくれるから、男のひとは結こんするんでしょ?
だって、おばあちゃんが、おとうさんの顔を見るごとに、
「このまま私たちがとしをとったら、細太郎のごはんを作ってあげられないよ。だから、早く結こんしなさい」といいます。

おかあさんは、ごはん作りがいやだから、おとうさんとりこんしたのかな。
でも、おとうさん、さらだせんせいみたいに、給しょくのおかずのあまりを持ってかえってきちゃだめだよ。だって、さらだせんせい、おばちゃんのせんせいたちに、いつもいじめられるんだもん。せんせい、かわいそう

コメント
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