へろ~、子猫ちゃんたち…などと言葉をかましている場合ではない。
そんなわけで、オレがくそじじいに遅れをとった、バカ殿だよ。
ば~かば~か。。。
細太郎からきいた何やら須庭寺における面妖な話。
あの70過ぎたじじいが、不惑を越えたオバサンとの間に子供をこさえただと?
大丈夫か?
大丈夫なのか?
初産とはいえ、高齢出産だ。
なんで避妊しねえんだ、色ボケじじいがああああ。
天然丸出しのあの小百合さんが、やっと俗世での幸せをつかんだと思ったのに、心配じゃなかったのかよ~。
某バカ女性歌手だと、○○腐っているからとかワケワカメな、無教養な発言が出そうだが、
ぜってえあり得ねえから、女が腐ると表現は男につくもんだ、決して女性ではない。
我が藤川家は、代々食糧と女性は下へも置かぬほどの大切な扱いをする。
庶系とはいえ藤川家の血をひくじじいがわからんはずはなかろう。。。
と、ムカついて須庭寺に乗り込んだら、なぜか大おばあさまもお出ましになっていて、
百合絵さんを囲んでのお祝い会をしていた。
「百合絵さまには、最高の病院と医者をつけますので、御心配めされるな」
と、手を握って力づけている。
「ひえええ」
みんながいわっているのに、オレだけなのか?
と、あっけにとられている時に、こともあろうに棒斐浄寺の都尼がやってきて、こうオレにささやいた。
「あたしも大丈夫かもね」
頭、いて。。。