昨年12月以来、3か月ぶりに開田高原に出かけてきました。
3月13日(火)14時に自宅を出発、18時前に木曽馬の里へ到着。
すでにお二人の方が三脚を立ててカメラを構えてみえました。
秋から冬の星座が御嶽山に沈もうとしています。
他の方とお話をしながら撮影していると、女性の方が一人みえました。
近くの旅館にお泊りで、ツアーガイドのお仕事で下見に来られ、明日は東京へ戻られるそうです。4月にアメリカからのお客さん30名ほどと、中山道を10日掛けて案内されるとのことです。
今晩の開田高原は快晴で、月もなく満天の星空を見ていただけました。とても熱心な方で0時ころ、明け方4時ころにも旅館から星空を見に来て下さいました。
明け方4時に撮影した東の空です。
さそり座、夏の天の川、木星、火星、土星がそろいとても賑やかな写真が撮影できました。
季節が移り変わっていきますね。
一晩ここで過ごさせて頂きました。太陽が昇ってからもう一つの目的、木曽天文台へ向かいます。
正式には、東京大学大学院理学系研究科附属 天文学教育研究センター 木曽観測所 です。
ドーム内には、口径 105cmの補正板と150cmの球面鏡を使用したシュミット望遠鏡が据え付けられているそうです。3月まではドーム内の一般見学は出来ないようで、外からだけ見学させていただきました。
御嶽山とコラボです。
非常に良い観測地だと思います。
近くで見るとドームの外装はステンレス鋼で作られているようです。どうしてもこうゆう所に目が行ってしまいます。
球形を展開した四角のステンレス鋼板をアーク溶接で接合し組み立てられているようです。溶接焼けやスパッターを除去するために全面グラインダー加工が施されています。40年以上前に製作されたドームのようですが、次回メンテナンスされるときは、表面のグラインダー加工の方向を揃えるともっと美しく見栄えUPするのではと、勝手に思っています。
8月には特別公開、観望会があるそうです。その時は是非もう一度行きたいと思います。