himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

ASiair + StarBook Ten + SkySafari これはいける!

2019年09月06日 | 天体写真

昨日はhimadawaの地元、三重では大変な大雨で携帯の警報が鳴り津ずけていましたが、大きな被害もなくまずは一安心でした。

7月に東京の天文ショップでgetした、ASiairですがsetup、使用方法などを試行錯誤していましたが何とか使用可能な状態になりました。

 ASiair と Vixen StarBook Ten との接続は簡単です。

1.ASiairの電源を”on"。 そしてスマホ(又はタブレット)のWiFiをASiairに接続

2.SterBook Tenの電源"on"
  最初の初期設定画面の下にIPアドレスが表示されます。
  *先にASiairとクロスLANケーブルに接続されていないと表示されないようです

3.スマホからASiairを開き、Telescope Settings画面で
  Vixen  SterBook Ten を選択
    接続先(StarBook Ten)のIP 169.???.??.? と、port No.80を設定するだけで接続できます。
 
これでASiairが使用できる状態になります。
 
1,自動導入
  Telescope Settings画面で、Objectを選択してGotoで目標天体が導入されます。
  星雲・星団、メシエ、恒星名が選択できます。SterBook Tenコントローラーの画面も目標天体に移動します。

2.撮影
  C社、N社の対応するデジカメはUSBケーブルでASiairと接続すれば、試し撮り、導入補正、
  プログラム撮影が行えます。

3.オートガイド
  Linux版のPHDが使われているようです。
  PC版より設定は少ないですが、露出時間の調整だけでうまくガイド出来ているようです。

4.himadawaは使用していませんが、CCDカメラでの撮影、電動ホイールの制御、電動フォーカサーの制御もできるようです。

これらの機能全てがWiFi接続されたスマホ(タブレット)で使用できるなんてすごいですね。

ただ一つ、ASiairでは星図の表示ができません。

星図からの導入は別のアプリ、SkySafari Plusを使用すれば可能なようです。
 
早速、アプリをインストールをしましたが、StarBook Tenと接続できません。
 
 
IPアドレス、portを色々と調べて試してみましたが、繋がらず場合によってはStarBook Ten
コントローラーが勝手に再起動してしまいます。やはりダメなのか?
netで色々と調べてみましたが、iPhoneはASiairとSkySafariを1台でントロール出来ないようです。
でも、himadawaはAndroidです。
英文の取説、blogなどを調べても??????です。
 
中略
 
やっと繋がりました。何と、設定のチェック1か所のことでした。
 
 
 
SkySafariから望遠鏡のコントロール、自動導入が可能となりましたが、星座、星の名前を英語で覚えなくてはいけません!!
 
こんなことですが、やっと今夜にこのシステムで撮影が行えました。夕暮れから20:30頃まで上弦の月の中、天頂付近の雲が少ないところでM27 亜鈴状星雲を狙ってみました。
 

 月明かり、自宅庭からで撮影枚数も少ないですが何とか撮影出来ました。

TITLE:M27 亜鈴状星雲
FAIL No.: P9060053..60
DATE:2019-9-6
TIME:19:44..20:04
撮影場所:四日市
カメラ:E-M5Ⅱ(改)
鏡筒orレンズ:FC-100DF
コンバーションレンズ:EX Q1.6
焦点距離:1184mm
F値:F12
露出時間:180s
撮影枚数:6枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:29℃  

ステライメージ8+Adobe Lrで処理

 

 StarBook Tenコントローラー、SkySafari いずれからでも導入が行え、画面も双方が同期して目標に移動します。パソコン不要、タブレットで星図を見て導入はとても快適です。

そしてタブレットのバッテリーは100%⇒20%まで8時間持ちました。

このスタイルは、いけますね!

秋晴れの澄んだ星空、早く来てほしいです。