himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

開田高原へ夏を迎えに

2020年04月06日 | 天体写真

4月3日(金)この日の状況は、新型コロナの感染者が東京で1日に100人を超えて緊急事態がいつ宣言されてもおかしくない。三つの”密”を避けるように盛んに言われている。

月齢は10.7 月没は03時頃、満月期に入り月が明るいが天候は良い。すばる M45プレアデス星団に金星が近づいている。そして、夏の天の川が見たい。

感染しないように、させないように、三つの”密”とならないように考慮して今夜は開田高原で撮影することにしました。今は死語となったが勝手にプレミアムフライデーと言いつつ14時に自宅を出発した。

18時30分頃にいつもの開田高原に到着。いつもと言っても前回は11月29日なので4か月以上訪れていないのだ。

今年は御嶽山の雪も少ない。

急いで機材の準備を進め、金星とプレアデス星団に鏡筒を向けた。

DATE:2020-04-03
TIME:19:28
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:1s
フィルター:LPS-D1

金星が明るすぎる!。逆光、まるでサーチライトを撮影しているようですが何とか プレアデス星団と一緒に捉えることが出来ました。

その後は月夜に負けない明るそうな星団をいくつか撮影しながら、月没まで小休止です。

03時30分頃には月が沈み夜空が暗くなり、天の川がくっきりとしてきました。

さそり座の全景から木星、土星、火星、夏の大三角まで1枚に収まりました。

実は”Ra"と一緒に手に入れたSAMYANG 14mm F2.8の事実上のファーストライトです。

DATE:2020-04-04
TIME:03:37..03:41
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:SAMYANG 14mm F2.8
焦点距離:14mm
F値:F2.8
露出時間:30s
撮影枚数:4枚
フィルター:Lee-No.3をレンズの後
ISO:6400
気温:3℃    

画像処理:St8でFlat+コンポジット、FlatAideProでかぶり補正、Lrで仕上げ 、トリミングなし

少し早いですが夏の夜空を迎えてきました。

朝の御嶽山です。

朝陽が森を照らして木々が赤く、まるで紅葉しているようです。

10時頃には自宅に戻りましたが、途中の高速、SAはガラガラで出かけられてる人は少ないようでした。

人と会話したのはコンビニで1回だけで三つの”密”達成することが出来ましたが、ついに緊急事態宣言が出されるようです。少しでも早く平穏な日々に戻れるようにと願います。