himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

マイナス16℃ 極寒の開田高原

2021年01月21日 | 天体写真

1月19日 雪の開田高原へ出かけました。

天気図、GPVを見ると午前中は雪雲に覆われるもの、午後からは雲が無さそうです。

20時頃には現着、積雪は25cmくらいですが、道路は除雪されています。気温はマイナス10℃くらいです。まだ月がある中で機材を展開して月没を待ちました。

最初に屈折のFC100で2対象を撮影したのち、鏡筒をHDの長焦点に変えて撮影を始めると、今日はガイドの調子が悪い。ターゲット星が落ち着かないのです。

配線やPCの接続などチェックをしましたが、ダメでした。どうも赤道儀のグリスが寒さで硬くなり動きが悪いようです。

ポラリエも動きが悪く、固定撮影の1枚撮りです。

御嶽山に沈むオリオンと冬の大三角

DATE:2020-01-20
TIME:02:04
カメラ:E-M5Ⅱ改
鏡筒orレンズ:17mm
F値:F1.8
露出時間:25s
フィルター:Lee No.2
ISO:1600
気温:マイナス16℃  

中津川方面の町の明かりが残念ですが、透き通って引き締まった星空です。

近くの温度表示は、マイナス16℃です。USBケーブル、ガイドケーブル、電源ケーブルなど全て硬くなり、曲げると折れそうです。

 人間の方はしっかりと防寒対策をしていきましたが、足のつま先が冷えて痛くなってきました。

夜明けを迎えると、

TIME:06:24

快晴で全く雲のかからない御嶽山が現れました。

いやー、良い星空を一晩中見させてもらえました。

撮影した画像はボチボチと処理していきます。

いつもなら、冷えた体を温泉で温めてから帰るのですが、今の時期はダメですね。