himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

愛好会例会とNGC6888 クレセント星雲

2021年10月05日 | 天体写真

新型コロナの感染者数が激減しています。もちろんワクチン効果は絶大だと思いますが、それにしても減り方が凄いです。これも宇宙の進化の様に何かの自然の摂理が働いているのでしょか?。himadawaには解りません。

そんな中、緊急事態が解除された10月2日に天文愛好会の例会が久方ぶりに開催されました。コロナの感染者数、台風一過の晴れ、新月期とベストなタイミングで2年ぶりにお会いできる会員さんと対面できるのを楽しみにして出かけました。ただ一つ高速料金の土日割引が無かったのが残念です。

10月2日(土)午前3時に起床し自宅を出発し、近くの高速ICを3:40に通過。深夜割引の権利獲得です。いつもは甲府方面までは中央道を利用するのですが、今回は新しく無料区間も含めて開通した中部横断道を利用して行くことにしました。新東名 新清水JCTから中部横断道、双葉JCTを経由して向かいましたが明るい昼間の快適な走行で14時にはMIZUGAKIKO BASEに到着。

会員の皆さんの近況報告、新たに会員になられた方々の紹介な等々。夕方には雷が鳴り夕立が来ましたがこの時間に美味しい夕食、たっぷりキノコ汁をゆっくりといただく事が出来ました。食事が終わる頃には雨もやみスッキリとした夜空を迎えられ、これもベストなタイミングです。

機材の展開が整い最初に鏡筒を向けたのはNGC6888クレセント星雲です。以前に撮影した時は右側の赤い明るい部分しか写らなかったのです(だからクレセント、三日月ですよね)が、今回はL-eXtreamのDuoBandフィルターを使用してみました。このフィルターは星雲の発するHαとOⅢ輝線だけを半値幅7nmの狭いスペクトルで透過するものだそうです。

TITLE:NGC6888クレセント星雲
DATE:2021-10-2
TIME:20:40..22:34
撮影場所:みずがき湖
カメラ:Eos Ra
鏡筒orレンズ:takahashi FC-100DF
コンバーションレンズ:takahashi EX Q1.6X(50.8)
焦点距離:1184mm
F値:F11.8
露出時間:420s
撮影枚数:17コマ枚
フィルター:L-eXtream
ISO:40000
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:Si9、Lrで仕上げ 、トリミングなし  

愛好会のももんがさんのアドバイスもあり、自分の思っていた以上の露出時間を掛けて撮影しました。

淡い部分まで出すことが出来たと思います。この画像を見れば、”もうクレセントとは言わせないぞ”ですね。