新年を迎えてから、もう2月の半ばで寒さも一番厳しい頃かと思います。
2025年初のblog更新となりますが年始から少しバタバタしていました。まずは70歳を過ぎてから資格試験を受けていました。
名の通った資格ではないですが、1月末に学科試験、2月初めに実技試験があり会社で有望な若者を教えながら自分も受験した次第です。
実技試験は受験申込者が6名、実際に受験したのは4名でした。それに対して試験実施者側は20名位の方が4種目の課題に対応して頂きました。試験実施時間は正味2時間で、1万数千円の受験料に対して日曜日の関係者の人件費も出ないのではないかと心配します。
結果はまだわかりませんが自分はともかく、若者だけでも資格が取れると嬉しいですね。
1月20日には県内の小学校で、理科の授業の一環としての観望会にボランテァで出向いていました。
この晩は暖かく、月は無いのですが金星、土星、木星、火星と惑星が勢ぞろい。セレストロンHD800の長焦点で子供だけでなく父兄の方にも楽しんでもらえたと思います。
M42,M31なども見て宇宙の不思議を体感してもらえました。
さて撮影の方ですがノートPCとステラショットで導入とガイド、実際の撮影はASIImgを使って星の流れがピタリと止まり、それを宅内のデスクトップPCでリモートしています。
正月明けは天候も良く、533MM-Proと各種フィルターで撮影を重ねてきました。
Blogの更新はしていませんでしたが、「安心して下さい。撮ってますよ。」
第一対象はこの時期にモノクロで撮影しやすいと考えた、NGC7174モンキーフェース星雲です。
カメラ:ZWO 533MM-Pro
鏡筒orレンズ:Takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
GAIN:100
冷却温度:-10℃
各フィルターで撮影した画像をASIDeepStackした画像です。
フィルター毎の写りの違いが良く解りますね。
資格試験等が終り、これからPixinsaghtを勉強しながら処理を進めようと思ったとたん・・・・、壁にぶつかりました。
WBPPでは各フィルター毎の画像をまとめて入れれば自動で振り分けてカラー合成などをしてくれるようですが
・・・・できません。
よくよく見てみると、Calibration画面のLight画像はすべてNo Filterなのです。
お金のない自分は自動のEFWは使っていません。手動でドロワーにフィルターを差し込んでいます。ASIImgのオートランにはフィルターを指定する項目がありません。従って撮影されたfitsのファイル名にもフィルターの事は記録されいません。SI9の画像→画像情報→FITSヘッダーを開いてみてもフィルターに関する記載は無いようです。当然ですよね。
これから、つづく。