紙芝居が脳科学的に効果的な理由

（株）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「紙芝居が脳科学的に効果的な理由」です。


昨日のメルマガで
ご紹介した紙芝居
「うさぎとかめのその後のお話」は

わずか３日で完売となりました。
ありがとうございます。

 

想定以上の反響で

完売後も、問い合わせが相次ぎ

増刷をするかどうかの検討をしています。

この紙芝居には
モニターでお願いした
先生方に

現場で実践していただいた
実践事例を10例以上まとめた
事例集もついています。

対象は
小中高生から大人までと広く、

実践方法も
学級、個別、地区の養護教諭向け
など様々な形式があり
とても充実した内容となっています。

小学生向けの読み聞かせでは
子ども達から

「欠点を嫌いだと思わなくてもいいんだね」
「かめ君の考え方がすごい！」
「自分も欠点を生かしていこうと思った」

などの感想があがっていました。

中学校で、朝読書の時間を活用して
紙芝居を実践された事例では

「弱みを認めることって、大事だ」

「自分を振り返ってみると、
その弱みはちょっとだけ強みだと思えた」

「コンプレックスの捉え方を変えることで、

楽になることがわかった」

また、別の中学校では

担任から「5分間の紙芝居の効果がすごい」
という感想をもらったそうです。

高校生への指導事例では
対人関係で悩む生徒への個別指導として
実施されました。

「ウサギの気持ちがよくわかる。
自分も、いいところばかりを、見せたくなる。
でも、今までの自分のやり方だけでは
ダメなのかもしれない」

と、自分の対人関係の
あり方に気づいたとのことです。

他にも、色々な実践事例、ワークシート、指導案を
まとめてあります。


さて、本題。

子どもから大人まで紙芝居に魅了される理由は
なんでしょうか？

脳科学的には「物語」というのは、

メタファー（比喩）です。


直接的な表現で
「自分の弱みも、大切な自分の一部」
と伝えても

それは、「意識」の部分にしか
届きません。

しかし、物語というのは
そのストーリーを通して

比喩として、

間接的に大切なメッセージを伝えることが
できます。

NLPでは、
次のように説明しています。

--------------------

比喩メッセージは
意識だけではなく

潜在意識など
深いレベルに届く

--------------------

この比喩メッセージを
多く使い

クライアントの
内面に変化を起こしたのが
ミルトン・エリクソンです。

彼のアプローチ法は
ＮＬＰの重要な要素の一つです。

弊社の教材は
気づきや変化を促す脳の科学が

様々な形で
取り入れられています。

そして、その教材は
大学の心理学の専門家にも

絶賛していただいています。

 

https://heart-muscle.com/omeme/20171109suisen/

 

ぜひ、多くの方に、脳の科学に基づいた
アプローチの面白さを体験していただきたいと
思っています。


それでは、今日も素敵な1日を！

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年1月27日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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