保健室コーチング基礎講座(京都) 2日目
1日目に、人間が悩みを作っていく仕組みと基本的なアプローチの視点を学びました。
2日目は すぐに使える保健室でのアプローチをワーク中心で学びます。
ただ、保健室子コーチングが他のコーチングやカウンセリングと違うのは
聴き方のスキルとか単に質問トレーニングとか アプローチ法とか それを学ぶ前の
「状態管理」が対人関係にいかに影響するかを 体感的にまなぶことができる点です。
それを体感できると
「いかにスキルを使うか」にとらわれず 「いかなる状態であるか」に焦点ががいくようになります。
それを体感できるワークを2日目の前半は かなりの時間をかけて行います。
身体からぶれをなくすと、心までしゃんとして 状況や相手の表情にぶれることがなくなります。
すると、苦手な相手を想定した疑似ワークでは
おどおどと苦手な相手にものを頼む時の態度が、瞬時に変化し眼力、姿勢、態度すべてが変わり、それが伝わると相手が受け取るものが変化。
さきほどまで、頼んだことに対して「そんなことできないわ」と断っていた相手が
「さっきと全然違う」という感想が。
つまりは 相手の反応というのは 「すべて自分が発信源」であることを体感できるワークです。
スキルだけを使って相手を変化させようとするのは、違うんだということを体感していただいくことができたとおもいます。
つまりは状態管理です。
これができれば、最小限のスキルで相手に影響を与えることができるからです。
★ 写真はいつもの自分で職場の苦手な人に、無理なお願いをしなくてはならない場面を疑似体験。 びくびくしていると、相手の「怒り」を引きだします。しかし、状態管理をするだけで表情も口調にも変化が起き、結果相手の反応が変わるというワークです。アサーションとスキルとか必要ないのです。すべて自分が発信源であることを体感しないままにどんなスキルを使っても、変化は起きません。これは子どもたちへのかかわりも同じです。
質問ワークでは、シンプルな質問を繰り返し、問題の本質に行きつくワークや継続的な保健指導にも使えるスモールステップコーチング
アプローチカードの効果的な使い方
体へのアプローチからリラックスさせる方法では、「どうして?」「すごい!」の声が上がっていました。
体感ワークでは、身体の不調を感覚から変化させる『忍法感情変化』や体を動かして思考の混乱を整理する「ふみふみリフレ―ミング」など すぐに使えるワーク体験をしていただきました。
本質的な問題に行きつき、大きな気付きまで至った先生は、
「ものすごくすっきりした。どうしてその人がいやなのか、それが自分の昔の体験とつながっていることがふっと浮かんできた。」とおっしゃっていました。
気付き満載の2日間!!!
受講してくださったみなさん、アシスタントの皆さん
ありがとうございました。