9月から、開催してきた犬山のNLPと波動の勉強会
これまでのようなコースとしての扱いではなく、いつでも 好きな時にだれでも参加できる 単発×8回で開催しました。
NLPの概念やワークを切り口に そこから 深い波動のワークにつないでいくという流れになっています。
最終講の今回は 資料もなしでした。
というのも 最終講だから きっと最終講にふさわしいテーマが 場の中から勝手に生まれて学びにつながっていくだろうと確信があったからです。
へたに 資料を作ってそれをやろうとしないほうが うまくいく場合が多いですね。
まさに ライブの中から 学びのきっかけを作り出すという方法をとっていけるようになりました。
というのも、スキルをお伝えするための勉強会ではないからです。
今回は 4名の方が参加してくださいました。
初めに ここ数週間のシェア。なんでもいいですよ、雑談から行きましょう、という感じでスタートです。
久しぶりに参加してくださったNちゃんが、とても興味深いシェアをしてくださいました。
これを取り上げてやってみることにしました。
初めはNLPの「ポジションチェンジ」のワークを取り入れました。
それを手掛かりに オリジナルワークに発展。 相手役を 他の3名の方に お願いしました。
そのあとは ほとんど 私は 状況設定をするだけでした。
「今 感じたことを言ってもいいですか」と、相手役をしてくださる3人の受講生さんが かわるがわる その場で感じたことを伝えたりしながら Nさんの深いレベルの想いを引き出していらっしゃいました。
ワークをしながら 相手役をしてくださった3人の方からは 「自分の問題とまさにリンクしている!」
この場で取り上げる問題は みんなが共通して持っているものでもあります。
受講生さん同士が、少しずつ 少しずつ 関わりながら 心のドアを開いていかれました。
最後に 大きく変わったのは 脳下垂体の宣言をしていただいたときでした。
相手役をしてくださった3人の方が Nちゃんの宣言のようすをみながら その変化を見逃しませんでした。
子ども役をしてくださった Sちゃんは 「やっと等身大のママになった」
他の家族の役をしてくださった受講生さんも 「表情がみるみるかわっていった」など その変化を見ていてくださいました。
この勉強会では 普段では気が付かない想いを増幅して気づきやすい状況を作ります。
その中で 同じ場で学ぶ人は 自分の気づきを伝えていきます。
スキルでも なんでもなく 自分の中に湧き上がってくるもので お互いの気づきを引き出します。
ことばで表現すると 陳腐なものになってしまいます。
ワークを終えて
もう一度 本質の自分(本来の自分)と小さな自分(変性自我)たちの 関係性について説明しました。
NLPはとても効果的な心理療法ですが、その多くは 変性自我の書き換えです。その限界を知って 活用する必要性があります。
もっと大切なのは 変性自我の書き換えではなく(イメージの塗り替え) 本質の自己を取り戻し どんな変性自我も受け入れていくこと。
自分の中の受け入れたくない自分を なんとかしようとするのではなく いることを認めるだけ・・・です。
自分の中にある ダメな自分をなんとかしようとするのは 自分がその自分を「あってはいけない」と思っているから。
受け入れる、というと「好きにならなくてはならない」と思う人もあるのですが
そうではなく 「そんな自分がいることを知っている、いてもよい」と認めるだけです。
本当の自分(本質)が 変性自我に かき消されてしまっていたり、どこかほかのところに飛んで行ってしまったりすると
人の想いが ガンガン入ってきたり 人の想いに振り回されたり という状態が起きます。
たくさんのスキルを学ぶより 大切なことは 本質的な自分(本当の自分)を取り戻し 本当の「自己肯定感=自分自分であってよいという感覚」を取り戻すこと
それは 複雑になってしまった自分を 統合し もう一度 シンプルになっていくことでもあります。
意識の7段階の図でいえば
第1意識ので頂点が スタートだとすると ここはとてもシンプル 同じ頂点でも 第1 第2と 体験し 上に上がりながら 統合していき 最後に第3式の頂点にたどり着くのが シンプルから一度 複雑になり 最後に統合してシンプルになるということになるでしょうか?
そして 自己統合とは なにかのパワーを借りて行うものではなく 日常の中で 地道に行うものです。
怒りや悲しみや苦しみがある状態で それを持っているのがいやだから 何かの力にすがって それをとってもらったり、
いきなりクンダリーニの状態にしてもらうことは 非常に危険です。
人間の一番の修業の場は 現実の中。
スピリチュアルの中には 存在しません。
体を持って この世に生まれた意味は 体験し そこから 学ぶこと 受け入れていくこと
シンプルからシンプルへの 楽しい旅ですね。
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