姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

波動ワークってなんですか?(3)  ワークショップはこんな感じで行われます。

2013年04月05日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

 


 久々に波動ワークって何ですかシリーズです。
 
  ここ3回ほど あれこれ書いてきましたが 一番肝心なことを書いてないじゃんと気づいたので 今回は 基本的な点について書きます。
 
 アイシンの先生方による 波動のとらえ方は 


     


 であることは 3月27日の記事でお伝えしました。


エネルギーとは 「生体エネルギー」のこと

この「生体エネルギー」に「性質」を与えるのが 「情報」であること

・ここでいう「情報」とは 基本的には「想念や思考、ことば」などですが 場合によっては 「DNA」の情報ものることがあります。 (まぁ そのあたりになると かなり突っ込んだ話になるので またいずれ・・・)

・そして この「情報」こそが その人のその時 その時 あるいは 継続的に 独自の「波長」「振動数」「振幅数」を変えていること。

・情報は 人と人がかかわりあっている限り 必ず 人と人の間を行ったり来たりして、その情報に 影響を受けたり 与えたり  していること。 


 アイシン波動ワークでは、この波動が 心理学のレベルを超えたところで いかに現実生成や人とのかかわり、お金、仕事、恋愛関係、子育て、健康などに 影響を出しているのかを学ぶことができます。

 波動には 3つの性質があります。


← こんな感じです。

 

◇共鳴・・・音叉で同じ音が響きあう(オクターブが違うものも響きあう)ように、波動は同じものに共鳴・共振する。

◇増幅・・・同じ波が重なるとその分大きくなる

◇干渉・・・反対の波を重ねて波を収める


 共鳴とか共振と呼ばれるものは 

なんとなく 気が合いそうとか おなじような考えのが不思議に集まるなど

日常ではわかりやすい現象として 現れますね。


増幅というのは これも 日常では 中学生などの間で起こりがちな例として紹介すると


グループの誰かが『あの人やだね』とちょっとした感情を出したのを種にして、

「実は私も」とか「そうそう」

などと同じような想いの共鳴から始まるのですが、


これにとどまらず、共鳴した想いを

ほんと腹立つよね」「そうそうむかつく」「あいつ、これから無視してやんない?


などとお互いの感情がエスカレートしていくことがあります。

お互いの怒りを強くしていく場合などがこれにあたりますね。


学校でのいじめもこうしたパターンをたどることもあります。


大人でも お互いの負の感情を増幅しあう人たちというのはいます。

中学生レベルということですね。


類は友を呼ぶ(共鳴)で 同じ価値観で話しているのですから そうなります。


また、ネットで呼びかけたデモなどに人が集まるのも 

パソコンの周波数が人間の脳と非常によく似ているから 共鳴 増幅が起きやすいからといわれています。


対人支援においても、支援者とクライアントに 変な共鳴現象が起きると、クライアントの負の感情が増幅され 

「やっぱり私はかわいそうな子」などの思い込みを強化したり、支援者とクライアントの間に共依存関係ができたりするのも この原理があるからです。


ハートマッスルトレーニングジムにおけるセミナーでは 対人支援において 

「この人を助ける」

「かわいそうに」

「私が何とかしてあげる」

「相手の気持ちに寄り添う」

という感情が、逆効果を示すことが多々あるととらえるのは

こうした「増幅作用」がおきていることがわかってきたからです。

こうした現象を避け、より効果的なアプローチをするために徹底したニュートラルな傾聴やアプローチをトレーニングするのは このためです。


最後に 干渉

 これは 音楽のノイズキャンセラのシステムそのものです。 

 工場の騒音を消すのにもこの干渉の原理が使われています。

 つまり消したい音の逆相位の波をかぶせることで その音が聞こえなくなる、消えるという作用です。

 ハートマッスルトレーニングジムのセミナーでは 先ほどの増幅してしまう傾聴やアプローチとは逆に

 相手の負の感情を 干渉作用によって冷静&客観的にしていくアプローチをトレーニングしていくのですが これはまさにノイズキャンセラシステムなのです。

 

 実際の波動ワークは 主に 「共鳴」「増幅」の2つのシステムを ワークショップの場そのものに活用しておおなわれます。

 多くの心理学系セミナーやワークショップでは 発見できないような 深いレベルの想いを

共鳴と増幅によって 「よりわかりやすく気づきやすい状況」にして行われます。

そして 誰かの課題は 必ず 参加した人全員が持っている課題であり、10人いれば 自分の中の10個の課題が 解消される(または深いレベルの気付き)ことになります。

(人の課題を自分の課題としてとらえることができないと なかなか成長できません。)


 ワークショップ自体は 一人一人の課題についてのオープンセッションという形で進められます。一人の課題提供者が 自分のペアを他の参加者の中から ペンを投げて 決めます。

 こんなゲーム的な方法ですが なぜか 毎回 同じ課題を持った人にあたります。

 オープンセッション自体は 基本的に先生方の 質問によって進められますが

 場合によってはペアが鏡役になって 何らかのシチュエーションの役割を演じたり ほかの参加者も加わっての擬似の状態を作って行われることがほとんどです。

  これによって いったい自分のどんな無意識の思考が その状況を作り出していたのかが「見える化」されます。

 『そうだったんだ』と気づいた瞬間に 

それまで体の症状として現れていた肩の痛みであったりとか 

どこかのしびれであったりとかが 解消してしまうということは

波動ワークの中ではよく起きることです。

(かといってスピリチュアルとか宗教ではないですから、ご安心ください)

時折、体を激しく使ったワークをされることがあります。

思考やいいわけを止めて 体が出してくるパターンを 実感するためにやることが多いのですが 体の反応の正直さに

ほんとうにびっくりさせられます。


私はずっと以前に お金のワークをやったのですが

お金の設定を高額に変えると ピタッと身体がうごかなくなったり

逆に このレベルなら 受け取っても大丈夫という金額では 体がすいすい動いたり。

そんな体験をして 自分のストッパーに気づいてから お金の流れに変化が起きました。


大切なのは 頭でわかることではなく

身体が出してくるパターンとそれによって引き起こされる思考や言葉のパターンとのつながりを 体験すること。

それも 大げさなワークとか 相手をトランスに入れるとかっていうスキルはありません。

実にシンプルで みんなで笑いながら あるいは厳しいツッコミを入れながら 気づきを引き出す

とにかく独自のワークショップです。


ワークショップそのものが 何かをしてくれるわけではありません。


先生方が 特別な力で変化を興してくれるわけではないです。

他力本願(なんとかしてー)の気持ちでは 変化は起きません。


成長する人は その場で起きたことを 日常での出来事につないで実践できる人

なんども同じことを繰り返す人は ただただ 知識が増えていくばかりで 逆にそれが変化を止めている場合があります。

結果も実にシンプルに現れます。

 


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