姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

頭(知識)でわかったことは頭(知識)のレベルにしか伝わらない

2013年12月17日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

 

  【2013 年の記事】



  知識としてわかったことは 人に伝えるとき 知識としてしか伝わりません。
 

 自分がそのことを「知っている」「学んだ」ということを、ひけらかしているにすぎないんです。


 「腑に落ちる」とは、自分の体験と知識が結びついた瞬間だと 私は解釈しています。


 自分が腑に落ちたものを誰かに伝えるとき 

 
 それは相手の腑に落ちる可能性は高い。ただ、伝え方次第では 相手の価値観によりなんとでも解釈される。


 「腑に落ちた」というのは 確かに深い理解ではありますが ここで終わるだけにしたくない。

 
 過去の体験と理論が結びついただけの状態です。

 
 相手に伝わる度合いが深くなったにすぎません。



 本当に必要なのは それを現実でちゃんと実践すること。

 
 腑に落ちたんです、わかったんです、気づいたんです・・・。

 
 だから人には つたえます。


 でも 自分は日常で実践していません。・・・・・・

  
 これでは 本当の影響力ではありません。



 「人を感動させることは 簡単だ。。。でも ほんとうに大切なのは、そこじゃない。。。」

 と  よく NLPの師匠 山崎トレーナーは言っていました。


 


 そして アイシンの 荒島先生がよくいわれることば。


 「個人セッションで調整したり 波動ワークで気づいたり手放したりしても そこで もうこれで私変わったんだとおもうのは大間違い。」


 「大切なのは 日常でちゃんとやること。そうでないとあっという間に元に戻る。長い間に作ったものを短時間で劇的に変化させるなんてことは基本的に無理。」


 「ノーリスク・ハイリターン(間違えたり痛い思いをする経験を避けて楽していいとこどりしようとする考え)は捨てなさい」


 
 現実で体験して 実践して なんぼ。
  
 そんないちばん基本的なことを忘れてはいけない。
 
 本当に自分の現実で、日常でぶち当たって 


 頭でわかって、腑に落ちたことを、自分の現実で自分の体を実際に使って

 自分のコトバと自分の表現として 語れるようになったら


 その時は、どんなに稚拙な表現でも人の深いところに影響を出すことができる。
 
  相手は 自分に対して「すごい」とも言ってくれないかもしれないし   

 劇的な感動なんてしないかもしれないし  
 
 場合によっては 怒るかもしれない。

 
 でも これまでとは全く違う深い部分に 言葉は伝わり 何かの灯をともすのではないでしょうか?


 スゴイと思われたい自分がいてもいいし

 評価されたいと思われたい自分もいてもいいし

 認められたい 受け入れてほしいという自分もいてもいい。


 その想いがあることを 認めて受け容れたうえで 

 自分が この世に生を受けて なにを表現したいのかを 
 
 明確にすること。



 答は セミナーやワークの場にあるのではなく、日常にある。


 だから 荒島先生も 小窪先生も


 必要な人には 


 「ワークに来なくていい ちゃんと現実をやりなさい」って

 
 厳しいことばを つたえていらっしゃる。


 
 真意がわかる人は 実践するし

 
 わからない人は 一生涯わからないまま。
 
 
 あとは本人の問題。だれのせいでもない。

  
 本当の愛は きれいごとでもなく  人をたすけることでもなく、厳し差の中に存在する。


 
 
 

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