【2015年の記事】
5月10日 石川県の高校の先生型を中心とした自主研修会 「明日の教育実践を考える会」の
第3回目の研修は 心のアプローチグッズ活用でした。
これまで 保健室コーチングの担任の視点での活用法、
者としての状態管理などをお伝えしてきました。
保健室コーチングで大切にしている基本の部分を理解されていう方々でしたので、飲み込みも半端なく!
当日参加された方の感想が届きましたので ご紹介します!
【参加してくださった方々の感想】
♦女性 20代 高校教員
生徒と話をしている時に、何でも話してくれる子はよいのですが、本当の気持ちを言ってくれない子に対して、どうすればいいのだろう…と思うことがよくあります。特に、問題行動をした生徒や、普段からあまり感情を出さない生徒など、状況を変えるために、その生徒にとって状況を良くするためには気持ちを聞かないといけないのに…という変な使命感のようなものがありました。ですが、今日の講演会に参加し、こんなやり方もあるのか!!と驚きました。今日初めましての先生方とも、カードのやり取りを通してとても親しくなれた気がします。同じ職場の先生方や家族には言いづらいこともお話できて気持ちが楽になったし、どうして最近気持ちが重たいのか、原因もはっきりしました。参加できて感謝しています。どうもありがとうございました。
♦女性 50代 小学校養護教諭
心のアプローチグッズ素晴らしい!!!見て開いて体験して、その効果の偉大さにびっくりです。悩みや苦しみを抱え、どうすることもできなくて悶々とすることがあり、うだうだと愚痴ってはマイナススパイラルに陥ってしまうことが多かったのですが、訳の分からない想いを解決なんてしようと思わず、そっとどこかに置いて、自分から離すだけでいいんだと思いました。 質問カード・魔法カード・あるあるレンジャーカードは、どんなトランキライザー(※向精神薬)より有効だなと思います。ありがとうございました!!!
♦女性 40代 高校教員
それぞれのカードのパワーに感動しました!「質問カード」は日頃より使い慣れているものの、いかに自分が“ニュートラルな状態”を保つのが難しいか、改めて感じました。ひたすら、自分も相手も大丈夫!とおもいながら、ジャッジやコメントなしで、たんたんと、ひいて答えるの繰り返しですね。スキルは全く不要!これはじゃんじゃん使えます。「人生魔法カード(大判)」は、同じタイプのものでも微妙な違いがあり、どの道具がほしいかを話しながら、自己理解・他者理解につながったとおもいます。「人生の魔法カードトランプサイズ」は、これはゲーム感覚でグループワークで使えるのが魅力です。自分のクラスできっかけがあれば是非チャレンジしたいです。「キャスティングマップ」は強烈!でした。自分自身の考えを客観的に知ることで、思わずショックと笑いが同時に起こりました。「あるあるレンジャーカード」では、いろんな自分(いい自分と悪い自分)が出てきて、「どんな自分も存在して良い」「好きにならなくてもよいが、全てひっくるめて自分」というのが自己肯定感であることが、カードを通してよく理解できたし、何よりもうれしかったです。マイナス面のカードが役に立つときがある!という弱みを強みに変える(リフレーミング)の考え方を日々の実践に活かしていこうと思います。
♦女性 50代 高校教員
アプローチグッズのことを前回の講習で知り、興味があったので、今回活用法が体験できてよかったです。特に、質問カードがおもしろいと思います。またイントロダクションにも書いてあったように、支援者のスタンスがこのアプローチの効果を左右するのだとうかがい、自らの心の持ちようをあらためて見直してみたいと思います。
♦女性 40代 高校教員
質問カードは以前の会で購入して持ってはいましたが、なかなか上手な使い方ができず、生徒の中でも、特に面談を必要とする生徒に限定して使っていました。一人にかける面談の時間も限られているので、全員には無理だと思っていたからです。ですが、今日の活用方法を実体験したことで、そんなにこちらがわが構えたり、カードにひかせるだけで、潜在意識に訴えかけられるということを知って、本当に気持ちが楽になりました。これなら全生徒にカードを気軽にひかせられるし、また、毎日の朝礼時に「今日のカード」という感じで、その日の当番の生徒に1枚ひいてもらって、黒板に1日ずっと書き残しておくこともできるかな?と日々使っていきたいと思っています。子どものこと、仕事のこと、いろいろ悩みは尽きませんが、今日のワークの中でがんばるエネルギーが注入された気がします。ついついネガティブ思考に陥ってしまう私ですが、自分の中にこうなりたいというビジョンがある限り、がんばれる力を自分自身が持っているのかな…と今日感じる瞬間がありました。「~たい」より「~ます」、「~ます」より「~ました」を忘れずに理想の状態を得られることをイメージしてがんばりたいと思います。今日姫先生から頂いたエネルギーとパワーを今度は生徒に私が還元する番ですね。(*^_^*)本当にどうもありがとうございました。早速明日から実践します!
◆女性 40代 高校教員
今回のアプローチグッズの活用は、ワークで使っている間から「これは生徒とやりたい!」と思わせるものでした。質問カードは自分の為によく使っているのですが、使い方一つで生徒とのコミュニケーションツールとして簡単に利用できると感じました。レンジャーカードは初めて体験しましたが、自分のイメージが視覚化されることで自分が何を問題と考えているのかもわかり、これもいい!と思いました。講座を体験するたびに状態管理の大切さを痛感します。これからもまず自分を整えて色々な人とかかわっていきたいと思いました。ありがとうございました!
♦女性 20代 高校教員
今日紹介されたカードを使ってみて、改めて自分の生活や性格、想いなどを考えたり、再認識することができました。これから自分はどうなっていきたいのか、どうしたらいいのか、普段はぼんやりとしか頭にないことを整理できた気がします。生徒と話をしていて「何を伝えたらいいのか…」と思うことがありますが、生徒自身が選び考える手助けが、このカードでできたらいいなと思いました。
♦女性 40代 高校教員
質問カードなど色々なグッズを使って生徒の気持ちを引き出すやり方はとてもいいと思いました。自分だと質問の仕方にパターンがあると思うので、違う視点の質問は有効だと感じました。 他の先生方の事例や体験談はとても面白かったです。以前にNLPのお話をキャリアカウンセリングの講習で聞いたことがあるのですが、当時のテキストをもう一度読み返してみようかなと思いました。 今クラスに気になる子がいるのですが、機会があったら、質問カードを試してみたいと思っています。まずはこちら側が信じてやってみることだとおっしゃっていたので、そこからですね。
♦女性 50代 その他
質問カードを「どういう質問が出る」と決めて、2回目にしたときに、お互いがそういう姿勢になり、本当にそのようなカードが出て、驚いたと同時に、話が急にポジティブになりお互いでいい方法を見い出し始めたという変化を体験でき、ムリにそうしなくても、自分で答えを出していけるんだということが実感できました。ああしたい、こうしたいと思うのになかなか実現できないことがあり、グッズがあることで、見えてくる、すぐできることが分かり、クライアントさんにかかわる気持ちが前向きになります。自信が持てない自分ですが、とにかくやってみることで気づいてくることがあるのでは?と希望を持てる時間でした。カードを購入しましたが、悪いクセ“あとまわしにする”を出さず、すぐに試してみようと思いました。質問の質は人生の質、あせらず、あわてず、自己肯定をふやしていこうと思います。妖怪シートは家にはります!
♦男性 30代 高校教員
あるあるレンジャーカードをやってみて、あらためて自分という人間を知ることができました。自分の人格を複数のカードで表現することで、「自分ってダメな奴」という漠然とした思いが「自分のこういう部分をこういう場面で出すのはよくないな」という具体的は考えに変わっていき、楽になっていくのを感じました。この感覚を忘れずに覚えておこうと思います。
ありがとうございました。
♦女性 50代 高校教員
いろいろなカードを使ってのゲーム感覚で取り組めて楽しかったです。他の人と一緒にしたことで(自分が選ばないカードが取り上げられて、それに関する話をしてもらった点)視点・考え方の違いを体験もできました。ありがとうございました。今回初めての参加でしたので、会の最初の「脳のシステムに関する復習」が有難かったです。
♦女性 20代 特別支援学校教員
いろんなカードがあり、学校で使える!と思いました。特に「あるあるレンジャー」のカードをしてみると、いろんな自分がいることがわかり、どの自分も存在して良いんだということが改めてわかりました。家や職場、場面が変わると、全然違う自分が出ていたことに気づくことができ、とても良かったです。今日学んだことを職場に限らず、普段の生活の様々な場面で活かしていきたいと思いました。ありがとうございました。
♦男性 30代 高校教員
質問カードを早速現場で使ってみたいと思います。カードを使うことでゲーム感覚で相手のことを知ることができる点が便利だと思います。こちらも受けるストレスが大きく軽減される気がしました。 「あるある」や「魔法」「キャスティング」などは行うことのできる時間と場が限定されるのが少し残念に思います。
♦女性 40代 高校教員
ワークを通して、あらためて自分に向き合うことができました。プラスな面もマイナスな面もどちらもあって自分だということ、また、深刻に思っていたことが、大したことではなかったこと、伸ばしたい部分はここだったのか…などの発見もありました。みんな強味と弱みがあるということを、自分でもうけいれ、周りにも伝えていきたいと思います。
♦女性 40代 高校
それぞれのカードの使い方を実践して、即明日から現場で使ってみたいと思いました。やる気がわきました。相手にどんなことを質問しようかと悩まなくてもカードを使用することにより、そんなに考えなくてもよいのは良かったと感じました。
・質問カードについては、(自分が抱えていた問題が)「たいした悩みではないな」「がんばろう!」という気持ちになりました。
・人生の魔法カード、あるあるレンジャーカードでは、自分の性格(人格)がわかったり、同じ考え方だとかこういう考え方もあるのだなと感じることができてよかったです。
・キャスティングマップでは、自分の立ち位置や人間関係が視覚で感じることができ良かったです。
♦女性 50代 その他
いろいろな質問によって、自分のいろいろな面を考えられました。今かかえている問題をどう具体的に少しずつでも改善していけるかというヒントになりました。自分が社員に対してもこれを使って対話できれば、もっともっと社員一人ひとりの思いを理解でき、一人ひとりをもっと大切にできると感じました。いっぺんに沢山の人にはできませんが、何を考えているんだろう?とか不満があるのでは?と感じる人に、話しかけてみたいと思います。社員を増やしたいと思っているのですが、まず、今いてくれる人がやめたくならないように努力したいと思いました。有難うございました。
♦女性 20代 高校教員
今日はありがとうございました。最近なんとなくモヤモヤしていたものが、少し晴れたと思います。久しぶりに自分の思っていたことやストレスに感じていたことなどを言えたかなと思いました。魔法カードでは、自分はあまり考えないようにしていた未来にはどうなっているのかということを見れる“ふすま”を選んだので、潜在的に考えていたのだなということが分かりました。そして、周りの方に話を聞いていただいて、スッキリしたので良かったです。魔法カードは3つ選んだものがあれば、人生楽しく、もっと楽になれるなあと思いました。また、自分には、本当にたくさんのレンジャーがいるということが改めて分かりました。とても楽しく活動できました。明日から、いろんな場面で適したレンジャーを出しながら過ごしていきたいと思います。
◆女性 40代 高校教員
昨年から質問カードを活用しています。これまでは、生徒でも同僚でもある程度人間関係ができていて、また本人が問題を解決したいという場面で使っていました。不思議と本人の言葉で解決のために必要なことが具体的に出てきました。さて、今年度転勤をしたのですが、まだ「初めまして」の一度目の面談でもカードの出番があり、思わぬ本音が出て『カード恐るべし』の思いを新たにしました。今日、再度姫先生のお話を聞いて、「質問カードの聞き手はニュートラル」と言われたので、「この子は○○な子」と無意識に持つ前だったのがよかったのかな?と感じました。あとは実践で、質問を解決に拘らず「希望を待つため」や「一歩を踏み出すため」の質問の方が、どんどん具体的な話ができたので、これからは質問の仕方を工夫したいと思いました。
・・・・・みなさん ありがとうございました!・・・・