
年も押し迫った12月28日に、
毛利恭枝トレーナーと打合せをしました。
内容は
この1年の事業(講座)の振り返り
年に向けての保健室コーチングテキストのバージョンアップ
講座内容の再検討
そして来年の事業についての予定
毛利トレーナーには、
保健室コーチング速習コース
ベーシックコースを担当していただいております。
今回は、今後の速習コース、ベーシックコースの内容について
内容の再検討と伝え方のさらなる工夫について意見を出しあいました。
受講生の皆さんが学ぶ上で混乱したり
勘違いしてしまいがちな点
さらには、アシスタントも勘違いしているスキルの落とし穴
思い込みもすべて洗いだし、
そこをより深く理解していただくための
修正を行いました。
「この伝え方だと、受け身になってしまって
思考しないね。では、こういうワークの進め方ではどうだろう」
「ここは、現実と結びつきにくいし、使いにくいので、こうしよう」
「ここでは、こんな勘違いが起きてしまう可能性があるよね。
順番を変えて、こことつないで話をしたらどうだろう」
これまでも何度か、細かい修正はその都度、やってきましたが
今回は、かなりの大幅な修正となります。
2日間の速習では、受講する人が消化不良になってしまったり
背景理論とスキルの関係を十分に理解しないまま
現場で活用しようとして
うまくいかなかったりという点の修正
ベーシックコースで、十分な理解にまで到達できない部分を
どのような例えで説明するか
受講生へどのように問いかけて
思考シフトをしていくかなど
本当に有意義な時間でした。
保健室コーチングベーシックコースの内容は
開発以来10年にわたって
修正とバージョンアップを重ね、
初めて開催した平成21年とは全く別物といっていいほどのバージョンアップがされています。
特にここ4,5年の間には
内容修正や近年の状況やニーズに合わせた概念を取り入れ
シンプルでわかりやすく日常の実践につながる
内容となってきました。
今回の毛利トレーナーとの話し合いは
二人の講師が、同じビジョンに立ち
そして、お互いの講座で感じてきた視点をもって
話し合うことの素晴らしさを感じた時間でした。
2019年 4月以降の講座、コースについては、
ほとんどが内容バージョンアップ
最新テキストと新受講料によるものとなります。
これまで、
多くの方が受講しやすいようにと考えての
受講料でした。
「この内容でこの受講料?安すぎる。経営していけるの?」
と、師匠やNLP仲間、研修講師仲間からいわれ続けてきました。
しかし、2019年からは
量産より質を考えていきたいと思います。
受講料を上げる=儲けたい
と安易に考える方もあり、受講料はすべて収入になるのだと
考える方もあります。(そんなわけないでしょ!)
「元養護教諭なら、同じ仲間のために
収益など考えずに、みんなのために安くやったらどうだ」
と、現職の養護教諭からいわれたこともあります。
でもね。
経営するということは、
継続可能な状況を作り
そして、よりよいものを提供し続けていく
ということです。
社会に価値を提供することでもあります。
新しいものを作り出すための
投資をしていくことでもあります。
確かに、お金を稼ぐことだけを目的としたような企業や
協会ビジネスをしている団体も存在します。(もちろんほんの一部です)
私たちは、
お金とはエネルギーだと考えています。
価値あるものを提供し
その人達の活躍を通して、社会によりよい変化を起こすためのものです。
そして、この事業に関係するたくさんの取引先の方
事業にかかわってくれる従業員の幸せにもつながっていると考えています。
そのエネルギーを循環させることで更に生きたものとなって
返ってきます。
企業の最終目的は、収益を上げることが目的なのではなく、収益を上げることで社会貢献すること
これが本来の目的です。
弊社のビジョンは「人生っていろいろあるけれど、やっぱり生きる価値があるよね」と感じられる人々を育てること。
子どもたちの自死や不登校、引きこもり、問題行動などたくさんの課題が起きている現状に対しての社会貢献です。
子どもたちに、もっと自分を肯定して、他人を肯定して、生きることを肯定して生きてほしいと願っています。
社会貢献ということばを
きれいごとととらえ、自分の都合の良いとらえ方をする人もいます。
貢献なら無料でやれとか
もっと安くやれとか。
しかし、私たちは
目の前の自分が支払う金額にとらわれ
決断できない人より
本気で自己投資して
その社会貢献の中に自ら飛び込んで成長しようという方と
ともに学びあいたいと考えています。
子どもが大きくなりました!
やっと受講できます!
この時を待っていました!と、飛び込んできてくださる方の
吸収力、意欲、実践力は
本当に素晴らしいものがあります。
2019年
本気で自分を高めプロとしての自分を高めていく人との出会いを
待っています。
この意味を本当にくみ取ってくださる方にこの記事が届きますように。