姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

わからないという恐怖は怒りとなる

2022年01月30日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。

今日のテーマは
「わからないという恐怖は怒りとなる」です。

 

久々の大河ネタです。

NHK大河ドラマ「天を衝け!」も
いよいよ大詰めです。

12月19日(第40回)では
アメリカへ移民した日本人が
人種差別を受けていることに対し

渋沢栄一がアメリカにわたり
各地で講演をするという姿が
描かれていました。

この渡米中に
友人の伊藤博文が暗殺されます。

これまでの栄一の人生の中でも
たくさんの友人が
暗殺や争いの中で死んでいきます。

平岡円四郎、土方歳三、渋沢平九郎
など、ドラマの中だけでも
たくさんのつらい別れを体験しています。

また、自分自身も
事業を進める中で暴漢に襲われ
けがをした経験もあります。

講演の中で、
栄一は、こう話します。

-----------------

私は人生において、
多くの大事な友を亡くした。
心から憎しみ合っていたからではない。

相手を知らなかったからだ。
知っていても、
考え方の違いを理解しようと
しなかったからだ。

相手をきちんと知ろうとする
心があれば、
無益な憎しみ合いや悲劇はまぬがれる。

互いが嫌がることをするのではなく、
目を見て、心開いて、手を結び、
みんなが幸せになる世を作る。
私はこれを、世界の信条にしたい!


-----------------

この講演は
私たちの日常でも
心すべきことだなぁと
感じながら聞いていました。

わからないということは
恐怖でもあります。

コロナの初期の頃もこの恐怖から
マスク警察などが出没しました。

マスク不足で薬局の店員に怒鳴りつける
客もいました。

人間の脳は「わからない」ことを
恐怖と感じる本能があります。


今の世の中は
未来が予測できない時代です。
渋沢栄一が生きた
幕末、明治維新もそうでした。

わからない、予測不能という
状況は、人間の恐怖を駆り立てます。


恐怖で頭の中がいっぱいになると
人間の視野は狭くなります。

それは世の中という大きなことだけでなく
日常の人間関係でも
自分が新しいことに取り組むときも
同じです。

今はSNSで
たくさんの情報が得られる時代

情報過多の時代では
その情報を自分なりに整理し
その情報をもとに
自分の行動を決める必要があります。

情報に流されてしまうと
自分を失います。


人との違い、意見の違いを
受け容れたうえで、
自分はどうするのかを決めること、
決めたことに対し責任を持つことが
大切なのだと思います。

 


それでは
今日も素敵な1日を!


この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
 2021年12月23日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

 

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