私の頭の中には、たくさんの学びの知識があります。
まだまだそれが、知識として残っているだけで、現実の世界でいったいどれくらい生きているのかということは、
よほど自分を客観的な視点で見ない限り、わからないのだと痛感しています。
今回も先生方から、ミラクルクエスチョンなんていうあまっちょろいものではなく、
自分そのものが何をしているのかを見せつけられる「スーパークエスチョン」が、バシバシ飛んできました。
カウンセリングとかコーチングとか心理療法とか、そんなものを超えて
「自分と本気で向き合いなさい」というメッセージが、ワーク全体を通して自分の心に伝わってきました。
この40数年の間に、自分自身が身にまとったいろいろなものを一枚一枚はがしながら、自分のこれからの人生をどう生きるのかを追究しています。
2日目は、自分自身が、いったいどんなパターンを繰り返しているのかを、より客観的に見るために、疑似体験ワークを通して知ることができました。
自分がいかに狭い範疇の中で物事を構築し、失敗するためのパターンを繰り返す思考回路を無意識のうちにそこで回してきたのか。
よーーーーーーーく(笑)わかりました。
小さい頃の体験からできたこのパターンを、いまでも、まだやっていた。
それを手放すためには、俗に言われる心理療法とか特別なことが必要なのではなく、
ただただ、現実で自分が「体の反応=無意識」を乗り越えて、やり遂げるという経験以外にはない。
先生からいわれた概念は、NLPやコーチングや脳機能学として知っていることばかりなのに、
本当に自分の現実世界の中にそれが生きていない。
まだまだ「知っている」の段階だったのだと またまた またまた思い知らされました。
生まれた時からの様々な情報は、体に落ちて染みついています。
体からの情報に振り回されてしまっては、いつまでたっても、私たちは本当の自由を得ることができません。
「今、この瞬間から どうなりたいかを決めることで本当に変化できる」
「今を生きる」
私たちは、日々、毎日生まれ変わっています。
それがどういうことか、 自分が本当に「今」を生きているのか。
波動ワークショップは、スーパークエスチョンを受けながら、
体を使って、自分の失敗パターンを認識します。
これがわからなければ、どんな学びも自分の人生の中に生きてこないのだと感じました。
そして、スーパークエスチョンを本気で受けて、本気で向き合いたいと思っている人たちが集まってくるから、
「場」がすごくいい。
深~い内容を扱っているのに、わきあいあいと、みんなでかかわって、たくさんの気づきを得ていきます。
今回は、ずっと一緒に学んできた Y君が、大きな大きな収穫を得ました。
ああ、これだったんだ。って、その気づきの瞬間を、みんなで共有できました。
「今までに一番、腑に落ちた。僕は、何を迷っていたんだろう。ここに答があったんだ」
人が、大きな気づきを得て、その瞬間に人生そのものから大きなギフトを受けとる。そんなすばらしい場をともにできたことが、うれしいです。
いいなぁ、人間って本当に素敵だな。
私は、日々生まれ変わっています。
昆虫は「羽化」するとき、今までの脳の構造もすべて変化させて、そしてそれまでのパターンをすべて脱ぎ捨てる。
それぞれのやり方でそれぞれの現実世界の中で、羽化のための行動をしていきます。