姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

お母さんたちが幸せになることが子どもたちの幸せにつながる

2009年06月24日 | Weblog

 23日に、昭和生涯学習センターの親学関連講座「考“子”学」の講座を終えました。

 6回講座の最後のコマを担当させていただきました。

 私がいただいたテーマが

「輝くパパママのためのセルフコーチング~光る背中を見せて育てよう~」

です。



 「子どもは親の背中を見て育つ」なんていいますが、

 実は、これって親にとっては、ある意味すごい負担だったりする。

 まじめな人であればあるほど

「完璧でなきゃ しっかりしなきゃ 今のままじゃ駄目」

なんていう 自己否定&プレッシャーの中で押しつぶされかねない。

 背中を見せて育てるって、実はそういうことではないんだっていうことを

 お母さんたちに伝えたいと思っていました。

 私が出会ったたくさんのお母さんたち。

 みんな、子どもたちのこと、本当に必死で愛していて

 よくなってほしいって思っていて

 自分のことほっぽってでも、子どものこと考えている。

 子どもたちが何か問題にぶつかったり、うまくいかないと、

 まるで、自分が責められているかのように、感じてしまうお母さんたち

 あるお母さんは、自己嫌悪

 あるお母さんは その自己嫌悪と向き合わないために攻撃という形になったり
 
 でも、深いところでは、みんな子どもたちのこと大切に大切に思っています。

 今回の講座では、

 脳とことばの使い方をメインとした セルフコーチングの基本的な内容をげー見うとワークで楽しくお伝えしました。

 私たちは、前の世代から受けた様々なやり方と同じやり方を、子どもにしてしまいます。そのことを、講座の中でもお伝えしました。


 参加者の方も、納得してくださったみたいです。

 そのやり方が、時代にそぐわないとかもっといい方法があるなら、それを知った自分自身が、流れを変える人間になる。

 肯定的なことばがどうしていいのか?

 単に気づ付かないとかそういうレベルではなく、それは、能力の発揮にまで4影響することを、ゲームを通して体感していただきました。

 どうして、禁止ことばが、機能しないのか?

 どうして、似てほしくないことが優先されて子どもがにてしまうのか?

 質問の仕方で、やる気がどれだけちがうのか?

 そんな内容を、楽しく学んでいただきました。

 でもでも、一番大切なのは

 お母さん自身が、お父さん自身が、大人自身が、

 自分自身がかけがえのない 価値ある存在であることを

 自分自身で感じて生きていくことです。

 自分を大切にできないのに、周りを大切にすることはできないんです。

 教育現場で 子どもたちにいつも語っていた、「いのちのつながり」のお話をしながら、

 お母さんたちに、そうお伝えしました。

 参加してくださったお母さん方、みなさん、とってもノリがよく、楽しく講座を進めることができました。

 そして、センターのスタッフさんにも、ゲームに協力していただきました。

 とっても素敵な2時間でした。

 みなさん、ありがとうございました。


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1 コメント

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はじめまして^^ (mimimama)
2009-06-27 19:30:24
私は4人の子供の母で教育に関わる仕事をしています。
今日はじめて姫先生のブログを訪問させて頂いてびっくりしました。
私が昨日書いた記事のテーマがこの記事とほぼ一緒だったからです。
内容は勿論違いますが。。。

私も心理学をこれから将来、学んで、フリースクールを運営、指導できたらいいな。。。と思っています。

これから時々、勉強のために姫先生のブログも訪問させて頂きますのでよろしくお願い致します。
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