姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

変化のしかたもスピードも人それぞれ・・・・

2011年07月31日 | 保健室コーチング

【2011年の記事】



 保健室コーチングベーシックコース第2講 1日目。



 第2講より 2名増えて ますます楽しさがUPしました。

 第2講のテーマは 「質問」です。



 効果的な質問のトレーニングを ワークを通して学んでいきますが、

 質問そのものを学ぶわけではありません。



 その質問がどうして、「変化」を起こすのか?の本質的な学びをしていきます。

 今日は、第1講で学んだ「人間の脳の特性」や「意識と無意識」と質問による変化の関連を体感しながら ワーク中心に講座を進めました。

 第2講から初めて 保健室コーチングを体験したTちゃんは、「うわー」「すごい」「つながった~」「参加してよかった!!!」の連続。
 
 ポジティ上司と養護教諭の事例コーチングでは、

 「どんなことがあったのかまったく話していないのに、質問されるだけで短時間で答えが導きだされ、何をしたらいいのか自分が答えていた。これって、すごい省エネだ!」という感想も。

 問題に焦点を当てたかかわりを、解決に焦点を当てて 質問をすると 思考の方向性が変わり、出てくる答えが変わります。そこれは脳の焦点化の原則と空白の原則によるものです。

 Tさんのように 一気に変化を起こす人もあれば

 非常にゆっくりと 変化を起こす人もいます。

 どちらがいいといわけではなく、年齢も、経験も関係ありません。

 現時点での準備状態にもよります。また、その人の傾向にもよります。

 なので、びっくりするような体験をされる人もあれば、顕著な変化がその時その時には感じられず、

 ある時期が過ぎると、一気にいろいろなことがつながってくる人もいます。


 それまでは、いわば地下で変化が起き続けていて ある時期に一気にそれが吹きだいしたり、

 じわじわときて、「あれっ?」と気付くパターンなど 本当に人様々です。

 私も NLPを学んでいる時、1つのワークで

 人生がひっくりかえるような体験をされる受講生仲間を見ると

 「なんであんな変化するんだろう。わたしはあんなふうにならないなぁ」と

  比較して落ち込んだりしていた時期がありました。



 でも、本当に、ずっと地下で変化し続けてきたものがあったんですね。

 ものすごく時間がたって 「

 変化」している自分に気づくことがありました。

 そんな自分の経験もあるので 

 それぞれの受講生さんが いったいどんなふうに変化されるのかすごく楽しみです。



 さて、今日の質問ワークの中心は 

 私たちの苦しみというものの多くが事実そのものではなく

 「印象」や「解釈」によるものであるという理論をもとに 


 問題そのものを排除していくというやり方ではなく

 問題と認識しているものは何か?その問題は何をどう解釈しているから起きるのか?

 その視点からの

 「思いこみの解除」のためのアプローチを中心に行いました。



 みなさん、意味のあるペアで、お互いの思い込みをはずしていらっしゃいました。

 興味深かったのは、「苦手の縮小化」のワーク。



 ◆裁縫が苦手だと思っていたTさん
  ⇒裁縫が苦手だと思いこんでしまったたった1回の経験を思い出し、ミシンがでてれば、裁縫をやるというとに気付き、「裁縫が苦手」という思い込みは「ミシンの出し入れをめんどくさいと思っている自分」にかわりました。

 ◆片づけは苦手と思っていたHさん」
  ⇒片づけられないのは「紙類」だけが片づけられないことが分かりました。

 ◆虫が怖い⇒ 動きがゆっくりのものは大方大丈夫とわかりました。

 
 大きく一般化してしまった「苦手なもの」の表現。

 本当に そのものすべてが苦手かといえば 決してそうではありません。



 人間は 一部を全体につないで表現するという「一般化」をしてしまいます。


 脳ができるだけ 物事を単純にとらえようとするからです。

 それを理解していると「ことばで表現されたもの」に ふりまわされることがなくなります。

 問題の本質をとらえるセンサーが高まります。

 
 人間の変化を ご自身で体験したい方、京都でも来週の土日より ベーシックコースが始まります!

 ぜひ ぜひ おこしください~ 

 実際に 変化を体験した方は その後の影響力に大きな差が出ます!

 


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