【2011年の記事】
保健室コーチングベーシックコース第2講 1日目。
第2講より 2名増えて ますます楽しさがUPしました。
第2講のテーマは 「質問」です。
効果的な質問のトレーニングを ワークを通して学んでいきますが、
質問そのものを学ぶわけではありません。
その質問がどうして、「変化」を起こすのか?の本質的な学びをしていきます。
今日は、第1講で学んだ「人間の脳の特性」や「意識と無意識」と質問による変化の関連を体感しながら ワーク中心に講座を進めました。
第2講から初めて 保健室コーチングを体験したTちゃんは、「うわー」「すごい」「つながった~」「参加してよかった!!!」の連続。
ポジティ上司と養護教諭の事例コーチングでは、
「どんなことがあったのかまったく話していないのに、質問されるだけで短時間で答えが導きだされ、何をしたらいいのか自分が答えていた。これって、すごい省エネだ!」という感想も。
問題に焦点を当てたかかわりを、解決に焦点を当てて 質問をすると 思考の方向性が変わり、出てくる答えが変わります。そこれは脳の焦点化の原則と空白の原則によるものです。
Tさんのように 一気に変化を起こす人もあれば
非常にゆっくりと 変化を起こす人もいます。
どちらがいいといわけではなく、年齢も、経験も関係ありません。
現時点での準備状態にもよります。また、その人の傾向にもよります。
なので、びっくりするような体験をされる人もあれば、顕著な変化がその時その時には感じられず、
ある時期が過ぎると、一気にいろいろなことがつながってくる人もいます。
それまでは、いわば地下で変化が起き続けていて ある時期に一気にそれが吹きだいしたり、
じわじわときて、「あれっ?」と気付くパターンなど 本当に人様々です。
私も NLPを学んでいる時、1つのワークで
人生がひっくりかえるような体験をされる受講生仲間を見ると
「なんであんな変化するんだろう。わたしはあんなふうにならないなぁ」と
比較して落ち込んだりしていた時期がありました。
でも、本当に、ずっと地下で変化し続けてきたものがあったんですね。
ものすごく時間がたって 「
変化」している自分に気づくことがありました。
そんな自分の経験もあるので
それぞれの受講生さんが いったいどんなふうに変化されるのかすごく楽しみです。
さて、今日の質問ワークの中心は
私たちの苦しみというものの多くが事実そのものではなく
「印象」や「解釈」によるものであるという理論をもとに
問題そのものを排除していくというやり方ではなく
問題と認識しているものは何か?その問題は何をどう解釈しているから起きるのか?
その視点からの
「思いこみの解除」のためのアプローチを中心に行いました。
みなさん、意味のあるペアで、お互いの思い込みをはずしていらっしゃいました。
興味深かったのは、「苦手の縮小化」のワーク。
◆裁縫が苦手だと思っていたTさん
⇒裁縫が苦手だと思いこんでしまったたった1回の経験を思い出し、ミシンがでてれば、裁縫をやるというとに気付き、「裁縫が苦手」という思い込みは「ミシンの出し入れをめんどくさいと思っている自分」にかわりました。
◆片づけは苦手と思っていたHさん」
⇒片づけられないのは「紙類」だけが片づけられないことが分かりました。
◆虫が怖い⇒ 動きがゆっくりのものは大方大丈夫とわかりました。
大きく一般化してしまった「苦手なもの」の表現。
本当に そのものすべてが苦手かといえば 決してそうではありません。
人間は 一部を全体につないで表現するという「一般化」をしてしまいます。
脳ができるだけ 物事を単純にとらえようとするからです。
それを理解していると「ことばで表現されたもの」に ふりまわされることがなくなります。
問題の本質をとらえるセンサーが高まります。
人間の変化を ご自身で体験したい方、京都でも来週の土日より ベーシックコースが始まります!
ぜひ ぜひ おこしください~
実際に 変化を体験した方は その後の影響力に大きな差が出ます!