姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

これまでの自分なら、一歩も二歩もさがっていたかもしれません

2012年12月29日 | 保健室コーチング

(2012年の記事)


保健室コーチングベーシックコースに参加された方から 感想が届きました。

保健室コーチングベーシックコース東京2期】


3講の最初のワークが、「ふみふみ」でした。「人のせいにしている職場の問題」が、結局、自分の問題だということにたどりついてしまいます。

どのワークもそうだった気がします。現実は変わらないが、見方を変えれば簡単な事だと気づかされました。

講座から帰ってみると、懸案だった保護者との問題が変化していて驚きでした。

問題は同じでも、保護者側からと教職員側からではまったく見方が違うことで始まったトラブルが深刻になっていたのですが、

「第三者の意見を取り入れて職員の焦点を変えていこう」と、いろんな研修を提案しました。ここにきてようやく結果が出始めました。

これまでの自分なら、一歩も二歩もさがっていたかもしれませんが、秋からの講座参加で、

理論に裏打ちされた自信や勇気で「やればいい。のぞまない結果だとしても、学びのチャンス」と思える自分になっていました。

また、なぜいつもこんなに講座が楽しみなのか不思議で、

解明したかったのですが、「納得の理論とたくさんのワーク」で、たくさんしゃべれた事だと思います。

強力に自己開示をせまられたわけでもないのに、気がつけば結局自己開示していて、自分を発見し前に進めそうな感覚を得ていました。

保健指導や保健学習でも、生徒がたくさんしゃべり合い、何かを発見していく、そんな仕掛けを作りたいと強く思っています。

普段はあまり悩まない性格ではあるのですが、今回参加して、深層心理にぶつかりました。

それは、のためとか犠牲的精神が大きくて、自分を生きてないのかもしれないと気づき始めてた事です。

いわゆるよい子を演じる長女だったのかなと思っています。

職場でもそうかもしれません。少し生きづらい不器用なところがあります。

2013年は、任せるものはまかせて、自分がどうしたいのかを時々「ふみふみ」しながら楽に生きようと思っています。

仕事のレベルアップのためと思い参加し始めた保健室コーチングではあったのですが

いつの間にか自分の生き方そのものを考える機会となりました。

の時、思い切って千葉まで通い続けて本当によかったです。 

たくさんの学びと発見本当にありがとうございました。

 

 
 M先生 北海道から参加 



・・・・・・・・・・・・・・・・・感想終わり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 M先生は、北海道から 会場の千葉県まで 飛行機で通ってくださいました。

 ベテランの先生ながら 粘性を感じさせない柔軟性で ワークを楽しんでくださいました。

 この感想とともに いただいたメールには 

『秋からの講座で視野の広がった自分がいます。57才にもなると“なんとか今までの引き出しで仕事をしていこう”と思ていたのですが、大きななちがいでした。こんなに新鮮な学びに出会えたこと、最高に感謝しています。』

 とありました。

 定年まであと数年 普通なら もうこのまま無事におわれ場と思って過ごす方も少なくないと思います。そうではなく 最後の最後まで 「いい仕事がしたい」と 参加してくださったM先生。本気の人は 何かが違う それを感じさせてくださった方でした。このメールをいただいた朝 北海道はマイナス17度だったそうです。雪国育ちの私でさえ 想像がつきません。
 体験していないことは 想像すらできません。

 人間は だからこそ たくさんの体験をするような人生の仕組みを設定して生まれてくるのかもしれません。

 それを教えてくださった M先生でした。

 春には エアドゥが 北海道から関西まで跳ぶそうです。
 
 「そしたら また 講座に行きます」という 元気なメッセージ

 人間って 素敵ですよね

 次回は 育児休暇中に参加してくださった 山梨のR子先生の感想を 掲載します。

 


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