姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

人生の初期設定・無意識の宣言そして「X=Y」が作り出すもの

2010年01月05日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー



 NRTの学びから戻り、日常が戻りつつあります。

 そんな中、人間ってやっぱり、物事を一般化して 何かしらの安心 安全を求めている。。。その強烈なパターンに改めて気付かされています。



 自分の現在の状況を創りだすさまざまな思考パターンや行動パターンを発見してきたここ数年。

 どうやら、最大の思考パターンは、いわゆる「X=Y」という方程式を創りだしたいという、脳のパターンそのものをやってきたことかもしれないという新たな気付きがありました。



 いろいろ混乱することがあり、(これは,なぜ混乱するかというと、様々なことを「思考」で整理しようとするからです)

 そんな折、心と体の主治医 荒島先生と、電話をする機会がありました。



 荒島先生は、2年ほど前に大阪のワークショップで出会い、以来、私の心とからだと深層領域の部分に関しての調整をずっとしてくださっている方です。

 人間の心が生み出すエネルギーや波動が、磁石となっていかに現実に影響を与えているかを,教えてくださいました。

 このことは、自分がNLPやコーチング、人間のしくみをより深く理解するうえでとても役に立ちました。



 荒島先生と話をしていて、私が、「自分を探求する」ということに自分なりの意味付け「XーY」の方程式を作り上げていたことに気づきました。

 どうして、なんでも「X=Y」(これはこうだ)という方程式(一般化/意味付け)をしようとするのか。


 その思考パターンをすることで、私は「安心安全」を保ってきたのでしょうね。

 そしてそのことで、逆に自分を縛ってきてしまったわけです。



 私たちは、生きていく上で(安心安全のために) たくさんのペルソナ(社会的仮面)を創り上げます。

 その仮面の多くは、過去に出会った人たちから受け取ったする刷り込みが元になっています。(波動では変性自我と呼んでいるものに近いですね)



 人生に大きな影響を及ぼすものは、交流分析では「人生脚本」ともいわれます。


 多く人生の極めて初期の刷り込みです。偶然の出来事によって、

 あるいは繰り返される体験、衝撃的な地帯県によって 無意識に決めてしまう「人生の宣言」です。



 その刷り込みすらも、私たちは「X=Y」の方程式に当てはめようとします。

 私が、自分の生い立ちについて、「◎◎の出来事や周囲の対応が私に△△という刷り込みをした」という決め付けです。



 実際にNRTでは、そのことが、いかに自分の意味付けに過ぎなかったのかを体感しました。

 他の受講生さんのシェアを聴いていて、まさに自分の人生への視点の変換が起きました。



 そのことを、山崎さんに話したところ、

「それは大きな気づきでしたね」といわれました。



 しかし、次に、そこで私がやったのは、「気づいて 手放す」ではなく、

 「さらに新しい意味付けをする」だったのですね。



 その時ににも、山崎さんには、

 「それが意味付けなんだよ。そうやって新しい意味付けをすることで、また別の葛藤を作り出すのです」といわれ、はっとしました。



 まさにこれこそが、一番気づかなければならなかった「思考パターン」だったのかもしれません。



 そして、また、自己探求そのものに対しても、自分なりに「X-Y」の方程式を作ろうとしていたことを、荒島先生との電話で気づきました。

 「そこに必ず問題があると焦点を向けたとたんに、すでに終わってしまったことに命を吹き込み、芽を出されることになるよ。

 すでに大きな変化をしているのに、それを認めない自分がいるの。そして、自分を信じきれない自分がいるの」



 そうなんだぁ。コトバにしてしまうと文章そのものなんですが、気づきってほんとうはことばにならない感覚なのかもしれません。

 自己探求とは、今、いきているこの場所からスタートする。



 そして、葛藤や強烈な感情、身体感覚を感じたその時,その時に、自分を深くみつめるということ。(コトバにした段階ですでに意味付けなのですが・・・)


 「本質は気付きを求め ペルソナは生存を求める。本質(PURITY)が、永久不変な背景として定着するまで、何度となくペルソナと本質の間を揺れ動く」

 今、ここ。

 私が、ほんとにやりたいことを、豊かなスタート地点にたって,心から楽しんでできること人生。そんな人生を送ると宣言します。


 

 アイシン波動ワークって何? →  http://heart-muscle.com/course/aisin/


最新の画像もっと見る