高校3年生になった娘が、先週の陸上大会で見事リレーで予選通過!決勝で4位。
見事県大会出場を決めました。
娘へのコーチングと娘自身がコツコツとおこなってきたイメトレの成果だと、2倍3倍の喜びを味わっています
私が山崎先生のNLPと出会ったのが平成16年。以来、保健室で、NLPをベースにしたコーチング的アプローチ、カウンセリング的アプローチで、子どもたちへの対応が根本的にかわりました。
家の中では、それほど意識していたことはないのですが、気がつけば、子どもたちも自然と山崎NLPの思考をするようになっていました。
たとえば、出来事そのものに振り回されるのではなく、出来事の肯定的な意図を考えたり。
脳のしくみに沿ったことばの使い方を自然に身につけていたり。
「この状況の場合、どんなことばで表現したほうが、なりたい状態に近づけるのか」みたいなことを、自然とやっているんですね。
そして、コーチングを学び、山崎NLPで学び続けている人間のしくみ、潜在意識のしくみなどを組み合わせて、
本格的にコーチングセッションなどをやりはじめてからは、
ますます、子どもたちも、背中から学ぶものがあったようです。
子どもたちにコーチングそのものをしようとおもったことはなく、
意図的にやろうとすると、結構反発されたり。
(これって、コーチングやっている人が、やたらと日常会話の中でも、たのまれもしないのに、質問スキル使ってかえって「うざい」といわれるのと同じですね。押し売りコーチってやつです)
そんな中で、娘のほうから、
「受験勉強のスタートがおそくなってもいい。どうしても、県大会に出たい。それは、自分にとって、やはり意味があって価値がある。手伝ってほしい」
と言ってきたんです。
彼女は、一度決めたことをコツコツとやり続けるというすばらしいリソースを持っているので、
五感を使ったイメージトレーニングを中心に支援を続けました。
自分ひとりでも、部屋の中や電車の中でも、イメトレと実際の朝練習など、努力をしていたようです。
地区大会に行った娘から「県大会出場決定した!!ブラボー」のメールをもらった時は、どきどきしちゃいました。
コーチ・カウンセラー・トレーナー・教師・監督・管理職・・さまざまな方法で、人の成長を支援する人たちがいます。
「優秀」といわれる人たちは、職種にこだわらず、一つの共通点があるといわれます。
それは、人間とは何か、人間の深い部分を理解していること、人間がいかに崇高で可能性に満ちているのかを、
深く理解していることだといわれます。
どんなことばが人の可能感を高め、どんなことばが人の不可能感どっぷりの状態に陥れ、
思いでその人の前に存在しているのかがことば以上にその人の深い部分に変化を起こすかということを、
理屈ではなく、感覚で知っているのです。
私がめざすのもそんな存在です。
「なりたい」という無責任な表現ではなく「その状態になりつつある自分」を感じていたいと思います。