姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

故郷(島根)からの訪問

2009年05月06日 | Weblog

 

 今日は、故郷である島根県からのお客様が、いらっしゃいました。

 島根県の県会議員さんと島根県職員の方、島根大学の学生さんの6名が、私たちの活動のお話や青少年の健全育成についての話を聞きたいと訪ねてくださいました。

 偶然、テキーラズというMLでの「性の商品化」についての話題について投稿した内容について、興味を持ってくださったということで、メールをいただきました。


 大阪、岐阜、と様々な視察や勉強をされ、犬山にも寄ってくださいました。

 県会議員さんなんて、どんな方かしら?と、少々どきどきしていましたが、とてもざっくばらんで、さっぱりとしていらっしゃって、すぐに親しみを感じました。

 「ちょっと勉強に行くから、こないな?」っていうことばに、進んで参加された学生さんたちも、素敵です。

 いろいろなお話をさせていただく中で、思ったことがあります。

 本当に、「もっと良い世の中にしたい」「子どもたちに健やかに育ってほしい」と、願っている方の想いは、立場とか 思想とか、国境とか、そんなものを超えているのかもしれないなぁと。

 いろいろなアプローチの方法があって、たくさんの人がいろいろなところで頑張っているんです。

 私の大好きな日野原先生は、著書「幸福な偶然をつかまえる」(光文社)の中で、父親からおしえてもらったことばとして、次のようなことを紹介されています。

「天空に大きな円を描きなさい。その円はあなたの代で完成することはないかもしれない。でも、あなたは、その円の弧になることができる。小さな円だったら自分ひとりで描ききることができるでしょう。しかし、それは、小さな小さな円にすぎない。大きな円は次に従う人さえ作っておけば、大きな円として実感されるのです。

 すてきですね。

 人が、本当の自分とつながって、本当の自分を愛し、そして、最高の自分をいきることができる世界のために

「一人ひとりの価値と可能性を引き出す」

 という私が描く想いは、一人でやり遂げるには、限界があります。

 私が120歳まで生きるとしても、達成できないかもしれません。

 でも、私と同じような願いや思いを持つ人たちがつながれば、それは、受け継がれて、やがては、そんなすばらしい世界ができる。

 そんな本の一節が浮かんできた すてきな午後でした。

 島根のお土産 桂月堂さんのお菓子、おいしかった~。


  みなさん、ありがとうございました。

 


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1 コメント

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本当にお世話になって、、、 (おさむちゃん)
2009-05-07 17:32:04
昨日は大変お世話になり、ありがとうございました。

興味の尽きないお話で、時間の経つのがあっという間でした。
同行した学生、後で話をするといろんな思いや聞きたいことなどもあったようですが、ちょっと緊張したんでしょうか、、、

姫先生のお話で、とても気になるところが幾つかありましたので、現場の話なども聞きながら、先生の故郷が少しでも良くなるよう、努力したいと思います。

先生には、ぜひお話いただく機会を設けたいものと思っています。

本当にありがとうございました。
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