姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

保健室コーチングで学んだ一期生は、子ども同士のトラブルの早期解決と備品購入の交渉に成功!

2009年07月13日 | 保健室コーチング



 第2期 保健室コーチングベーシックコース 第1講二日目を修了。

 第1期生で補講を受けに参加された先生も3名参加してくださいました。

第1期終了(3月)以来の再会です。

 

 その第1期のS先生が、こんなお話をしてくださいました。

 「高学年女子の人間関係トラブルに、さっそく保健室コーチングの手法を使ってみました。これまでとは違ったかかわりによって、子どもたち同士が解決に向けて話し合い、びっくりするくらい早期解決をすることができました。担任の先生も“そういういい方をすればいいのね!”と感心してくださいました。」

 そして、もっと興味深いこんなお話も・・・


 「第1期でのコーチングのセッションの練習をした時、保健室用の子どもの着替え用タンスを買ってもらう!という行動計画を立てました。そのセッションでコーチ役の先生と期限を決めました。そして、
 複数配置の相方の先生に、今からタンスを買ってもらうために交渉してくる!と言ったら、“はぁ?”と言われましたが、ちゃんと買っていただくことができました。」



 保健室コーチングでは、養護教諭の交渉力や企画力の向上も目指しています。

 現場で活用していただけるって、うれしいですね。

 さて、二日目も、レクチャー・ワークとともに、受講生の方からの「実際の現場にはこんな子がいます。

どうしたらいいのでしょう」という現実的な質問もあり、それに沿った形で内容自体もどんどん膨らみました。


 現実に即した形での話となり、より具体的な活用について理解していただくことができました。


 第1講二日目の感想です。

■質問力を高める!子どもたちや教員・保護者への対応での一番のキーワードだと思いました。空白を埋めようとする脳の働きがよくわかりました。そして、相手を常に肯定的に見ていくことが、人とかかわっていく仕事をしている者にとって大切なぶれない信念ですね。基本のVAKで、その子に応じた対応をしていくことを今回の自分の課題にしていきたいです。次回のセミナーまでに、今日のことをたくさん実践して自分の変化と子どもの変化を楽しんでみたいです。とても楽しいセミナーでした。ありがとうございます。ニューロロジカルレベルの説明はとてもよかったです。(Y先生)

■自分自身も思い込みの中で生活していることを見つめることができました。そして、自分と違う価値観の人にどんな気持ちを持つのかも感じられました。相手に合わせるとは、自分を殺すことではなく、相手の受け入れやすさを見極めて対応することかなと・・・・光が見えたかも。(一期生補講S先生)

■今日、一番インパクトが強かったことは、目標があるとすごい力が出るというワークでした。あの力はすごかったし、自分でも「あそこまで行く」とい思ったら、力が出るんだなとびっくりでした。また、VAKで考え方がこんなに違うのかっていうのもとても新しい発見で驚きました。確かに、私はいつも論理的と言われます。だから、子どもや他の人に話すときも、「こうこうこうだから、こうなる、だからこうすればいい」というように話していたなと思いました。質問もたくさん出しあって、楽しかったし、自分についての新しい発見がたくさんありました。子どもも「自分はこういう人間だ」という固定しか考え方ではなく、「こんな自分もいるんだ」という新しい発見をさせてあげようと思います。次回も楽しみです。ありがとうございました。(S先生)

■8フレームアウトカムについて、このことばどおりにはやれないけれど何回もやってみて練習してみることが大事だと思った。明日からやれる時はやってみyほうと思います。その前の段階からやらなくてはならない子 X=Yになっている子に対してもアプローチしていきたい。VAKも子どもの様子をみながら、その子に合わせるようにコミュニケーションをしていきたいと思います(1期生補講N先生)

■質問によって、人の意識の方向ってすごく変わるんだなぁということを実感しました。この二日間で学んだことを実践していかないと意味がないので、失敗しながら次の回までにいくつかできたらいいと思います。(T先生)

■保健室に来る子たちは、思い背景 家庭環境を背負っています。たくさんの子がマイナスイメージのビリーフにとらわれ、苦しみ、傷つき、そこから変われないで悩んでいます。そんな子たちとかかわる中で、どういうことばをかけていいのかわかりませんでしたが、マイナスの感情も認めてあげる、質問で掘り下げることもできるんだとわかりました。自分自身の状態管理も大切で、自分のめざすももやなりたい自分を明確にしたいと思いました。自分も「わかってもらえない」「一人で孤独だ」というビリーフから抜けなくてはと思った。(K先生)

■私は、前回【第1期】のVAKワーク時にVタイプの仲間の中にいました。ちょっと居心地が悪かったのですが、もの選びの第1基準は見た目、そして、触り心地、夢はカラー!が譲れなかったからです。でも、今日、先生にKといっていただきなんだか納得がいきました。思い返せば、ことばにならない感情を涙で流していました。悲しいとか嬉しいとか感動したとか切ないとか・・すべての感情を涙し、自分の体を震わせるのが自分でした。ワークってすごいですね。体がきちんと覚えていました。でも、ひとついえるのは、受け取る側の、受け取るときの状態で受け取ることが違うということです。まるで性教育を受けているこどものようです。(笑)アドバンスコースは本当に必要だと思います。そして、1期メンバーが定期的に自分のメンテナンスをする機会を持つことが必要なのだと思います。そのためには、姫先生に会うまたは、オフ会を開く・・・でしょうか。今回も自分が一番欲する、マイセンターを学ぶことができませんでした。養護教諭として人生を行きたいのか、人生で養護教諭でありたいのか、ここ何年も考え続けています。このあたりも自分で考えないと、マイセンターは必要なこととして私のそばに来ないのでしょうね。ここ数年、凪いでいたいという思いが強かったのですが、そろそろ動き出さないとダメですね。最後に、もう一度、貴重な時間を過ごさせていただいてありがとうございました。(第1期生 補講 F先生)


 第2講は8月1,2日です。 
 次回は何が起きるかな? ワクワクです!



 


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