ＶＡＫを使ってほめる

2021年12月19日 | 保健室コーチング

（株）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。

今日のテーマは
「ＶＡＫを使ってほめる」です。

このところ、
抽象的なテーマが続いたので

今日は日常で活用できる
ほめる、叱るについて
書いてみたいと思います。

ほめる、叱るというのは
子育てや学校教育だけでなく
人生の様々なステージの
テーマの一つですね。

保健室コーチングでは
NLPのニューロロジカルレベルを用いて

ほめる、叱るを学びます。

たとえば、叱る時。

行動を注意して
人格の否定は避けます。

叱るというのは
批判ではないので

性格や性質を攻撃したり
それを直せ！という
表現はしません。

では、ほめる時に
人格をほめればよいのか
というとそうでもありません。

受講生でも
ここを勘違いして

あなたは頭のいい子ね
あなたは頑張り屋ね
という人格レベルを

ほめてしまうことが
あります。

もしも、
人格レベルをほめられても

その子が持っている
自己イメージが

ほめられた表現と
あまりに不一致であれば
逆効果になることも
あります。

子どもによっては
頭いい子だね
賢いねとほめてくれた

相手の自分に対する
イメージを損なわないようにと
苦しんでしまう場合も
あります。

※心理学者Ｃ．ミューラーの
実験は有名です。
昨年もこのことを書きました
https://1lejend.com/b/detail/IRnMnAEvyo/3439627/

ほめるということばには
「評価」と「承認」がありますが

いい子だねとか人格をほめるのは
評価に近いものがあるように
感じます。

人によって
いい子の基準は違いますから。

ポイントとして
覚えておくとよいのは

人格や性格や性質を
ほめるのではなく

努力したことや以前から比べて
成長したことを

具体的に
言葉にすることです。

もう13年くらい前ですが
ＮＬＰを学んでいる時

同じ受講生仲間が
こんなことを
教えてくれました。

「ＶＡＫを言葉にして
努力や成果をほめてあげると
具体的になるよ！」

なるほど！と思いました。

漠然としたほめかたより
子どもは自分の何が
人の心を動かしたのかを
理解できますよね。

Ｖ＝実際に見た子どもの行動や成果
Ａ＝子どもの言葉や話
Ｋ＝それらによって感じたこと

ぜひやってみてくださいね。

それでは、今日も
ステキな1日を！

p.s.

以前メルマガで紹介した
永井弥生先生が
ブログで、書籍の感想を
書いてくださいました。

客観的に分析されているのに
深く温かい承認を
頂いた気持ちになりました。
泣きそうになるほど
心にしみました。
https://kazeno-michi.com/yogoteacher/#comment-50

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年2月26日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

2024年11月
日	月	火	水	木	金	土
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

ＶＡＫを使ってほめる