エピソード２ いとこが開いたデイケアセンター

姫の故郷は、当然ながら過疎地＆高齢化の町です。
町の中には、介護の必要な高齢者も多く、その介護をする人もまた高齢化しています。

そんな町の中で、姫のいとこがデイケアセンターを開きました。
姫の育った前の家を改築して、作ったのです。

おじが、数年前に過労から脳溢血で倒れ、長男が母親（おば）を助け、一生懸命世話をしていました。そんな彼の体験が、こうした施設の開設を奮い立たせたのでしょう。
その思いには頭が下がりました。

施設にいくと、明るいガラスばりのきもちのよい空間がひろがり、高齢者のひとたちが楽しそうに過ごしていました。
NLPで学んだことのひとつに「自分に起こる事にはすべて肯定的な意図がある」というのがあります。彼は、まさにその肯定的な意図に気づいて、自分の進むべき道を発見したのだと思います。
人生には、いやなことやつらいことがおきます。
姫は、NLPを学んで、自分におきる色々なことの「肯定的な意図」を考えるようになりました。「今,起きていることがは、自分に何を教えてくれているのだろう」と。