迷いが生じている時の認知バイアス

（株）ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。


今日のテーマは
「迷いが生じている時の認知バイアス」です。


なんだか、迷いが生じているなぁ
と思うことはありますか？

迷っている時とは
いろいろな想いが
堂々巡りをしてしまいます。

迷っている時は
頭の中で色々な考えは
めぐりますが

思考している状態では
ないと言ってもよいかも
しれません。

思考は情報空間の話なので
登山に例えたいと思います。


登山をしていて
道に迷った時
してはいけないことが
あります。

『やみくもに動く』

とりあえず、戻ってみよう
とにかく、上に登ろう
沢に降りれば、何とかなるかも


『迷っているよりまずは行動』
ということは
悪いことではないですが

焦ったり、疲れを感じていると
安易な判断をしたり

自分の思い込みだけで
動いてしまうことがあります。

また、これまでの初期投資や
頑張って登ってきた
苦労を無駄にしたくない
と考え（サンクスコスト効果）
正常な判断を妨げます。


では、どうしたらよいのでしょう？
以下は登山を例えていますが

そのまま、日常での迷いに
当てはめて考えてみることが
できると思います。


（１）まず、立ち止まる

いったん立ち止まって冷静になる
ということは、とても大切です。


（２）栄養を補給する

焦るあまり自分のエネルギーを
消耗するとその先の行動に
影響が出ます。

食べ物だけでなく
心のエネルギーの補給も
必要です。


（３）現在地と周囲の状況を確かめる

今、どこにいるのか？
それが分からなければ
無駄な動きをしてしまいます。

周りの状況を
冷静に確かめる

頭の中だけで考えると、

自分のパターンにはまるので
必ず紙に書き出すこと


（４）ルートの再確認をする

自分が思い描いていた
ルートが
必ずしも正しいとは限りません。

ルート変更が必要かどうか
ここはあえて
安全なところまで
戻っていくかも
視野に入れて検討します。

･･････････････････････


実際の登山であれば
そんなことしているうちに

日が暮れて
大変なことになります。

しかし、自分の日常でも
道に迷った時は
案外、同じような心境に
なっているのではないでしょうか


迷ったまま動いていると
判断を誤ります。

安易に今までのパターンのまま
動いてしまうと

前に進んでいるつもりが
さらにその先に
大きな迷いに遭遇することに
なります。


いったん振り出しに
戻ることになっても

それまで登ってきた経験を
冷静に振り返り

道に迷ってしまう
自分のパターンが
わかれば

めざす目的地に
向かうための

新しい持物あたらしいｓ
新しい思考

新しいルート
事前の準備物
を整え

もう一度整えて
再チャレンジする
という決断も
必要です。


今までこの方法で
上手くいっていた
ということに

とらわれ過ぎてしまうと
結局

同じパターンで
同じ迷いで
前に進めない
という状況を

繰り返してしまいます。

物理的な無駄や
時間的なロス
などは

やり方を変えれば
取り戻すことができます。

しかし
土台となる考え方や
パターンを変えていかなければ

自分に対しての
嫌悪感やダメ出しが
出てきたとすれば

その方がダメージとしては
大きいですね。

今、あなたは

どこに向かって
行動しますか？

世の中の情勢が変わる中
今まで通りには
いかないことも
出てくるかもしれません。

または
同じようなパターンで
行き詰ってくるかもしれません。


自分が迷子になる
パターンを事前に
洗い出し

そのための
事前準備をしっかりして

毎日を過ごしましょう！


それでは、今日も
すてきな1日を！

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年1月7日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

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